終了しました!

★2005年12月23日(金曜祝日)の年末の大忘年会 Year End Party 『YEP〜HOT21 vol.5〜』の中でライブをします。

YEP〜HOT21 Vo.5〜
12月23日(祝:金) OPEN 21:30  START 22:00
西麻布 BULLET'S
再入場自由


★YEP〜HOT21 Vo.5〜の詳細はこちら


★僕のライブは23:50〜24:20の予定です。



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何を演奏するかは当日までわからないとして
こんな感じの曲をイメージしています(順不同明王)
※曲名をクリックすると別窓で歌のページに飛ぶよ。多分だけど。





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――ライブに対する意気込みは?
やっぱこう、「そば湯を楽しみにしてたのに、そば湯が出てこなかった」っていう感覚とかすごく大切にしたいんですよ。
まず、人前で「自分の曲」を「生」で歌うってことは実質的に初めてなわけじゃないですか。 そういう意味で、自家製のそば湯を『富士そば』に持ち込んでツユを割って飲んだって全然良いんじゃないかって気がするんです。
だってほら、そば湯って無料なのか有料なのかよく分からないでしょ?
蕎麦屋行って、「そば湯だけ下さい」なんて言う勇気なんてないですしね。そもそも、そういう行為を時代が求めてないですし。「平成」という時代がね。


――ライブでこだわりたいところは?
蕎麦屋に行って、店主に「これから一緒に僕が知ってる蕎麦が旨い店に行きませんか?」なんて言ったら殺されますからね(笑)
殺されるって言ったって蕎麦屋の店主に直接殺されるわけじゃなくて、敏腕の傭兵に殺されるわけでしょ?敏腕云々以前に、傭兵に殺されて人生の幕を降ろすってのはちょっと…。傭兵ってのがちょっと…。洋介じゃないならちょっと…。

――三国志で言えば誰に殺されたいですか?

無論、黄忠ですね。


――ドラゴンボールで言えば誰に殺されたいですか?
ベジータ、かな。小指だけで殺されてみたい。小指でピンってやられて即死、みたいな。

――どういうライブにしたいですか?
よくトランプマジックでマジシャンが「全カードの中から一枚選んで私に見えないようにして覚えてください」って振ってきますよね?あそこで間髪入れずに「やだ!」って言ってみたいんですよ。大声で。怒声に近い声で。もう罵倒みたいな感じで。「誰が覚えるかそんなもん!死ね!」って感じで。
「覚えるくらいなら自殺してやる!」って勢いで。もう、手品ってものを前提からくつがえしちゃうっていうか。正直、そういうライブにだけはしたくないですね。いや、むしろしたいですね。

――広辞苑の使い道を教えてください
「麦」っていう言葉の意味を調べるのに毎日使ってます。ただ、いまだに「麦」の意味は分かりませんね。あれは日本語の中で最も難しい言葉だと思いますよ。

――どういう基準で選曲をしたのですか?
「細木数子」って書いた紙の上にライターを5個置いてみたら「この曲がいいんじゃないか」ってのが見えてきました。そもそも、何で、「細木数子」って書いた紙の上にライターを5個置いてみようと思ったかというと、「細木数子」って書いた紙の上にライターを5個置いてみたら、なぜだかそう思えたんですよ。天啓だと思ってます。






――当日はなるべくシンセサイザーに頼らないということですね?
そうですね。せっかく「生」で鹿を撫でるなら、シンセは極力使わずにアコースティック感を出したいってのがメンバー全員一致の意見です。だからアコースティックギターで鹿を撫でます。まあ、でも場合によってはシンセで鹿を撫でるかもしれません。一番重要なのは「加減」でしょうね。アコギで撫でるのか、シンセで撫でるのか、そもそも撫でないのか、撫でないどころか舐めないのか。お前は切手さえも舐めないのか!先祖代々舐めてきた切手なのに舐めないのか!帰れ!

――最後にひとことお願いします。
一生懸命、鹿を撫でますのでみなさん是非来て下さい。

――本当に鹿を撫でるんですか?
いやあ、撫でませんよ。
いまは、鹿を撫でるっていう時代じゃないですからね。
時代がそれを求めてない、っていうのがあります。「平成」という時代がね。
それこそ、中島みゆきの名曲「時代」の歌詞中にも「まわる まわるよ 歯医者はまわる」っていうのがありますからね。まあ、歯医者はそう簡単に回らないと思いますが。というより、歯医者が回ってるという状況がよく分かりませんし。
…うーん、なんだろう、これは分かってくれているとは思いますが、僕は時代性っていうのを凄く重視する人間なんですよ。その時代時代のパワーの度合いとか、質とか、間合いとか、カラーとか、歯医者とかね。それだけに、特に牡鹿は角が邪魔なので物理的に撫でるのが困難だと思ってます。

――本当に最後にひとことお願いします。

トイプードル!

――もう一度最後にひとことお願いします。
カモノハシ!



――本当にもう一度最後にひとことお願いします。
カモノハシ!



ポックリボーイアンプラグド舞台裏
練習から本番までの道のり

2005年12月23日にYEP内で行われた僕のライブについての記録

2005年11月16日(水)
僕と164君とたけし君とサトさんの4人で『ちょうちん』で打ち合わせ。
紙に打ち出したライブのたたき台をもとに選曲についての打ち合わせを中心に話を進める。

僕の当初のイメージでは、本番まで一ヶ月ちょっとだし、忘年会シーズンに突入するこの時期に練習とかする余裕はみんなないだろうから、そういう状況下で、練習のために何度も集まるとかで4人の都合を一致させるのは難しいだろうというのが率直な展望だったので、3曲くらいをサイトでアップしてある打ち込み済みシンセの音源だけでサラッと歌うという感じ。

が、「シンセだけじゃただのカラオケ」という、意見が多数。
僕自身もまったくその通りであると思っていただけに「じゃあどうするの?」と。生演奏でやれるなら本当に理想的なんだけど、正直それができるのかどうかという。

そもそも、案の上でライブのタイトルが「POKKURIBOY UNPLUGGED」と銘打たれており、シンセを前提としていない。
※アンプラグド【unplugged】 〔プラグを引き抜いた意から〕電気楽器を用いない演奏。

で、このライブをきっかけにみんな楽器を新調するという意気込みに少なからず衝撃を受ける。たけし君にいたっては経験皆無といえるカホンを買うという。

出てきた案では、演奏するのは僕が想定していた3曲より全然多い7曲。

01 エターナルメモリー
02 おかあさんといっしょけんめい
03 こしをれ連歌
   MC
04 君が望めばきっと
05 ひとりの夜に
   MC
06 永久の夢
07 なっとう

リストにない中で僕自身が歌いたい曲として「森鴎外のうた」を追加注文する。
1分22秒しかない短い曲なんだけど、個人的に歌ってて一番音楽モードに入りやすい。
「森鴎外のうた」を入れた代わりにカットできる曲はないかということで全員で話し合うがとりあえずまとまらずに暫定8曲とする。ライブで僕に用意してもらった時間は30分。8曲で30分。1分・2分程度で終わる曲が多いとはいえ、微細なオペレーション等を考えるとややキツいんじゃないかという印象だけど何とかなるだろうという印象もありで、とりあえず誰も時間的な制限にはそんなにこだわらない。

練習日程を決めて『一風堂』でラーメンを食べて解散。

2005年11月22(火)
僕以外の全員が楽器を仕入れて19時前に吉祥寺に集合。
サトさんはアコースティックギター、たけし君はカホン、164君はピアニカを買ってきた。
重かったり大きかったりする荷物を抱えてみんなに電車で吉祥寺まで出てきてもらうのが本当に申し訳ないけれども、結局ここは甘えてしまう。サトさんとかは練習が終わって帰ると夜中の1時とかになりけっこう遠いのである。

吉祥寺駅で待ち合わせてコンビニでおにぎりとつまみを購入し、僕の家へタクシーで直行。
前回の打ち合わせの段階では、会場にシンセを持ち込まない、という前提で話を進めていたが、本番当日コンケノビが車を出してくれるという話がついていてシンセを持っていけることになっていた。電気楽器を使わないというアンプラグド【unplugged】のコンセプトが多少揺らぐが、最低ラインでシンセも使えたら使おうという話になる。

たけし君は今日カホンを買ったというレベルの即興性の中で初の音合わせ。

一発目で「なっとう」がなかなか合う。
合うとかいう以前に、僕が感動したのは電子機器じゃない生楽器のみの環境で自分の歌が歌える快感さ。ギターもリズムもピアニカの前奏もすべて生身の楽器。素人シンセで「ひとり音楽」ばかりの僕には普通に感激だった。4人で生演奏をやるという空気そのものが新鮮。

「君が望めばきっと」「永久の夢」あたりも大丈夫っぽい。
「おかあさんといっしょけんめい」「森鴎外のうた」はシンセでいけるだろうということでこの時点で5曲はクリア。

「ひとりの夜に」「こしをれ連歌」の2曲が宿題曲になる。
直接そういう話はしなかったけど「まあ何となくうまく行きそうだな」というのが全員の手応えだったと思う。

パフォーマンス的にも色んなネタアイデアが出て、良い意味で収集がつかないシーンもあって普通に笑える。なんだかんだでネタが最優先の人達。

全体的に、僕が歌詞を覚えられないというのは寒いだろうなと焦燥。そもそも最初に話をもらった時からこれは最大級の不安材料。自分で作った曲の歌詞が覚えられない、というのは寒い。覚えるような歌詞じゃないとしても、自分なりにそれじゃ駄目だなと。逆に覚えてたら捕まるというような歌詞だとしても、自分なりにそれじゃ駄目だなと。結局、本番は譜面台に歌詞を置いたけれども。


2005年12月7(水)
吉祥寺に集合。
マクドナルドでハンバーガーなどをテイクアウトして僕の家へ。164君は遅れて参加。

変更事項。
「ひとりの夜に」をラテン調の「ポク・ラ・ポク」に差し替えて、曲目にバリエーションをつけようということで意見が一致。

曲ごと個別練習と「つなぎ」の練習。
164君が僕の歌にハモるんだけどなんでハモれるのかさっぱり分からない。
ハモリパートとか作ってないのにハモってるのがビックリした。

「こしをれ連歌」のコード進行がギター泣かせのキーなのでサトさん的に少し辛そう。

確実に形になっている。
あとは「個別練習に託そう」ということで解散。


2005年12月21日(水)
練習最終日の吉祥寺。
メンバー4人に加えコンケノビが参加。
コンケノビには、164君が作った歌詞のパワーポイントを会場で流してもらう、ということが今日の練習の30分前に決定。というか、このパワーポイントの作成を164君が全部ひとりでこなしたのだが、相当な仕事量だったと思う。ありがたい、というしかない。

本番の流れは以下のとおり決定。これを30分でこなす。

01 エターナルメモリー
02 森鴎外の歌
03 おかあさんといっしょけんめい
04 こしをれ連歌
MC〜カウントダウン〜
05 君が望めばきっと
06 ポク・ラ・ポク
MC
07 永久の夢
08 TRUE LOVE
EN なっとう

曲と曲の間の「つなぎ」を確認。というか「ネタ」を確認。

通し練習を2回ほど試す。
時間的にはちょうど良さそうだ(本番では10分長引いた)。

本番2日前というこの状況になって、重大な欠陥が発見される。
その欠陥とは「僕が永久の夢の出だしの音程が取れない」というもの。
導入部の「ペレストロイカ」が正しい音で出てこない。まずい。
良いのかこれは?自分で作っておいて良いのかこれは?ものすごく根本的なことじゃないのかこれは?
しかも、何で今日になって音程が取れないことが分かってるんだ?挙句の果てにたけし君とかサトさんに音程を聞いてやっと歌える始末。
ここの重大な欠陥に対応するために僕らが出した結論は

「本番でもたけし君とかサトさんに音程を聞こう」

ってオイ!そんなシンガーソングライターがどこにいる!っていう。
いったい誰が書いた曲なんだよ!っていう。もうこれは、他人に「僕の名前何でしたっけ?」って聞いてるのと同じことじゃないのか、っていう。

それもこれも「おもしろいから」という理由でこのまま本番へ。
おもしろかったから何でも良いのか?多分、良い。


2005年12月23日(金)
本番。

当初は「スタジオに入ってちゃんとマイクとか使って楽器とかも音量のバランスを整えたいよね」などと話していたが、練習はすべて僕の家だったために、音量や聞こえ方的なもののイメージがないまま本番。

しかし、リハの時点でこの辺の問題はあっさりクリア。音のバランスは良い。
のどぬ〜るスプレーを過剰に使いまくった。
そして、緊張してるんだか緊張してないんだか分からない状態でライブへ。
お客さんがいっぱい目の前に座っている。当然、こんな環境で歌うのは初めて。

そして、僕はゆっくりと口を開いた…

「どうせ俺なんてそろばん五級さ」

 
えりっこからもらった写真


あとはこう、あえて書かないです。
以下のようにトップページで書いたとおりです。

スタッフの方々やバンドメンバーはもちろんのこと、
会場でのお客さんのノリ的な優しさはビシバシと心に響きました。
素で言いますけど、というか自ら進んで素で言いたんですけど、とても救われましたし、本当にやって良かったです。
演奏する方からの出来映えとしては、数回やったどの通し練習よりもうまく行って、一番良い形のものをお見せできたと思っています。


手前味噌な話になりますが、このライブについては「いろんな人に楽しんでもらいたい」というのが最大の目的で、それは想像以上に叶ったと思っています。
また、見てくださった方々の楽しそうな表情とか声援とかを共有していたメンバー全員、文句なしに満足しています。本当にありがとうございました。

ロリコさんのレポはとてもうれしかったです。






ポクポクライフ

こしをれポク夫の音楽室