ラーメンの具で代表的なものとして、チャーシュー、メンマ、玉子、ワンタン、ナルト、ほうれん草、ノリなどが挙げられますが、この世のすべてのラーメンの具の中で最も優れているのはネギです。

なぜなら、ネギは食感が良いし、味も美味しいからです。
これは僕の主観的な価値判断ではなく、あくまでも客観的な評価です。この世のすべてのラーメンの具の中で最も優れているのはネギだということはケンブリッジ大学の研究でも証明されていたような気がするかもしれないかもしれないような気がするからです。

栄養学的に見ても、ネギに含まれるアリシン(硫化アリル)は、ガン細胞を完全に駆逐するので、たとえ末期のガン患者であろうとも100%回復させることができます。またアリシンを摂取すると不老不死になり、フリーザに勝てます。さらには皇族にもなれます。さらには大島優子や小栗旬と結婚することもできます。東大にも受かりますし、日東駒専も狙えます。

ですから、僕はラーメン屋にネギがあるとだいたいネギを増量したりトッピングします。
ただ、白髪ネギはいけません。あんな切り方をしたらせっかくのネギの食感が台無しになるどころか、ヘタしたらネギが歯に挟まります。なので、まず券売機に「ねぎ」と書いてあったら、店員に「これは白髪ネギじゃないですよね?」と確認してからトッピングすることにしています。白髪ネギの場合、もっと恐ろしいのは、ラー油が絡められたりしてネギ本来の風味を殺すかのごとき余計な調理が加えられていることもあるので注意が必要です。サンマは目黒に限るように、ネギは輪切りに限るのです。

ちょっとローカルな話になりますが、ネギラーメンが特に美味しい店として田無の『支那そば あおば』が挙げられます。ラーメンの鬼「佐野実」から伝授されたラーメンを出します。もちろん、佐野実からラーメンを伝授された店は他にもたくさんありますが、この『支那そば あおば』を超えるほど評判の店はありません。

絶品!『支那そば あおば』のネギラーメン!
九条ネギは辛味や刺激味が普通のネギよりも清楚なので、かなり多めに入っていてもスープに干渉しません。ネギの良い風味と食感があっさりスープにさらなる深みとインパクトを与えます。


他にネギが合う店として、武蔵境の『珍珍亭』があります。この「油そば」には異常にネギが合います。

驚異の旨さ!『珍々亭』の油そば並ネギ!
「油そば」発祥の店なので、ラーメンマニアにとっては死ぬほど歴史的意義のある大御所です。

ちょっとこれも『支那そば あおば』よりも頻繁に15年間食べ続けてた。全ての写真を拾ってくるのは困難を極めますのでいままで僕が食べた「油そば並ネギ」の写真を一部載せます。














では、「誰でもできるネギトッピング」という視点で都内ならどこにでもあるような有名チェーン店のネギトッピングを紹介したいと思います。

まず、これは『一風堂』の白丸元味にネギをトッピングしたものです。
そして、これがネギをトリプル(三人前)トッピングした白丸元味です。

『一風堂』白丸元味!ネギトリプルトッピング!
昨今では、エコの視点からビルの屋上緑化が勧められておりますが、これもひとつの屋上緑化なのかもしれません。緑被率100%ですね。『一風堂』のネギトッピングは少なめです。ネギ自体が小さいからです。

次の有名チェーン店は『天下一品』です。これは、普通のネギトッピングです。
そして、これがネギトリプルトッピングです。

『天下一品』こってり!ネギトリプルトッピング!
いいですね。パッと見て、こってりなのかあっさりなのか見分けがつかない。
とりあえず、脳が「ねぎ」という認識しかしません。ちなみに『天下一品』は券売機なので、一度『ねぎ』ってのを押すと一回精算しないともう一度買うことができません。なので、まず「ねぎらーめん」と「ねぎ」を買い、一度精算してから、もう一度「ねぎ」を買うという手順が求められます。

次の有名チェーン店は『蒙古タンメン中本』です。まず、これは北極ラーメンに普通にネギをトッピングしたものです。
これはネギをダブルトッピングした北極ラーメン。徐々に青々しくなってきました。
そして、これがネギトリプルです。

『蒙古タンメン中本』北極ラーメン!ネギトリプルトッピング!
すごいトリプルです。浅田真央のトリプルアクセルに匹敵するすごさだと思います。
実は、これは純粋なネギトリプルではなく、別にトッピングしたモヤシでカサ増しされています。にしても、この緑被率は素晴らしい。ここまで赤くない北極ラーメンは滅多に見ることができないと思います。
実のところ、『蒙古タンメン中本』において、僕はいままで何度もネギをトリプルトッピングしたことがあるのですが、ネギの量はその時々で調理する人によって違います。というか、それは麺の量やスープの量、ひいてはラーメンの味そのものにも言えるのですが、ひとまず、この時のネギトリプルは過去最高の盛りでした。

北極ラーメンはとても辛旨で、とにかく死ぬほどネギが合います。カプサイシンの辛味とアリシンの超絶ハーモニーは、全盛期の横山やすしと西川きよしを彷彿させる。もはや、麺よりもネギの方が合うんじゃないかと思うほどです。麺いらないやくらいのことを思うほどです。

『蒙古タンメン中本』ではネギをトッピングするとこのように別皿で出てきます。小さいのは1人前。大きいのは2人前。この写真は全部で4人前ですね。ところで、この写真には「隠れミッキー」を仕込んであるので探してみてくださいね。

『隠れミッキー』がいるよ!探してみてね!
以上、『一風堂』『天下一品』『蒙古タンメン中本』のネギトリプルを紹介しましたが、同じネギトリプルとはいえ、値段の差が凄まじいです。
一風堂(トリプル230円
ネギ1人前80円(2つだと150円)
コスト:★★★☆☆
量:★☆☆☆☆
天下一品(トリプル360円
ネギ1人前120円
コスト:★☆☆☆☆
量:★★★☆☆
蒙古タンメン中本(トリプル180円
ネギ1人前60円
コスト:★★★★★
量:★★★★☆
まとめると、『一風堂』は値段は普通だけど量が少ない。『天下一品』は量はそこそこだけどかなり高い。『蒙古タンメン中本』は値段も安いし量も多いということになり、得か得じゃないかという話では、ネギが60円の『中本』がダントツで一番得です。

ちょっと話を変えます。
2012年10月現在、都内で最もネギの量が恐ろしい店が高田馬場の『末廣ラーメン本舗』ではないかと思います。歴史を辿れば京都の『新福菜館』という泣く子も黙る凄まじい有名店をルーツに持つ秋田の店なのですが、その分店が高田馬場にある。

このお店、ネギが無料で取り放題です。向こう側にラーメンどんぶりいっぱいのネギがありますが、あそこから取り放題なのです。
ただ、写真でどこまで伝わるか分かりませんが、ラーメンどんぶりいっぱいのネギの量の凄まじさは筆舌にしがたいものがあります。

ラーメンどんぶりいっぱいのネギ!
とりあえず、半分だけ盛ってもこんな感じです。
いくら僕がネギ好き好きだとはいえ、これを全部食べるのは正直キツイものがありましたが、せっかくのネギだし、何だかんだ言ってネギが好きなので全部食べました。
これは『蒙古タンメン中本』のネギトリプルの3倍くらいのネギの量があったと思います。
おそらく、このネギを全部食べた僕は店にとっては嫌な客に間違いありません。麺ってのはそんなにコストかからないと思いますけど、同じ量で考えた場合、ネギは抜群に高いと思います。まあ、だから、そのネギを無料にするってのが激レアで度肝を抜く目玉商法なのだと思いますし、僕のような客が何人かにひとり来るだろうってことは計算済みなんだとは思います。

いかがでしたでしょうか。ネギの素晴らしさが少しでも伝わればうれしいです。
ここで究極のネギ料理を出すお店を紹介します。吉祥寺の『カッパ』というもつ焼きやです。ここは常に人で溢れかえる吉祥寺でも屈指の人気居酒屋なのですが、最強の裏メニューが「ネギの刺身(ネギ刺し)」です。切った生のネギを串に刺して食べるだけのメニューですが猛烈に旨い。究極のネギ料理だと言って良いと思います。

『カッパ』ネギ刺し!
もし、吉祥寺に来ることがあれば、『カッパ』で「ネギ刺しを醤油で4本ください!」などとコールしてみて下さい。メニューには載ってませんがそう言えば、究極のネギ料理を食べることができます。場合によっては、ちょっと涙が出てくるくらいめっちゃ辛いです。

最後に、もう何年も前に僕が作って歌ったネギの歌を載せておきますね。
メロディー自体は19歳の時に作った曲ですが、ネギに関する切ない女心を丁寧にポエムに仕立てあげて歌ったものなので、ぜひ聴いてください。特に女性の方には共感してもらえる作詞ができたと思っていますので、「あ!わかるわー!この気持わかるわー!」などとどんどん共感してください。また、僕もいま久しぶりに聴いてみたら、転調という極めて高い技術も使用していましたので、ぜひ聴いてくださいね。

音声ファイル(MP3)

貴方の胸部を 私のネギでぶちたい
静寂の時を ネギでぶつ音で壊したい

全てのネギが私のもとに集まる
あらゆるネギを等しく愛すと決めた

怖い猿どもがはしゃいで
ネギの宇宙へと向かう

贈るの ネギのシンフォニー
届け 私の願いよ
追ってて夢を 貴方

堀江のマネーがほしい

貴方が倒れた時
私はネギを(農協から)奪うから
追ってて鮭を 貴方

鮭児はとっても高価


黄昏の空にひとひらの恋を浮かべて
うっすらと積もるネギの香りにとろけたい

グミを鮭のエラに挟み
耳にネギを入れ祈る

贈るの 猿のシンフォニー
届け 私の想いよ

ぐったりしてる人を 怒気を込めながら罵倒

貴方がくじけた時
わたしは(ネギ味の)グミを渡すから
追ってて夢を 貴方

花屋で蕎麦は買えない


贈るの ネギのシンフォニー
届け 私の願いよ
つかんで夢を 貴方

虎を図書館に放ちたい


貴方が倒れた時
私はネギを馬鹿にしたい
追ってて(鮭の)グミを 貴方

便器でスイカを冷やす
永遠にスイカを冷やす
仔鹿かスイカを冷やす

いつか 鮭児を食べたい





ポクポクライフ

ポックリボーイの部屋