今回、僕は、みなさんから、「CDの穴にモノを通した写真」を募集させていただきました。

僕が最初にCDの穴にモノを通したいと思ったのは、3歳の時でした。
その時はまだ、世の中にCDなんてものは存在していませんでしたが、僕はどうしてもCDの穴にモノを通したい衝動に駆られていました。また、メロンパンを袋から出してない状態でグリグリしたい衝動にも駆られていました。
あれから、20数年の歳月が流れ、CDも普及し、穴にモノを通す技術も進み、消費税が5%になり、ネコにネズミが噛み付き、あべこべだネコたたき、誰もが笑顔でCDの穴にモノを通すことが可能になりました。


●CDの穴にモノを通し、美しさを測定する
ボールペン 美しさ4


めがね:美しさ9


つけひげ 美しさ3


えだまめ 美しさ6


筆 美しさ8
めがねとサングラス 美しさ7


ご存知のように、世界には4種類の「穴」があります。マンホールや火山口のような「落ちるための穴」と、ノーベル賞作家の「アナトール=フランス」と、例の「生物が繁殖してゆくための穴」と、トンネルやCDのような「通せる穴」です。「落ちるための穴」は一方的な穴なので、著しくロマンに欠けます。「アナトール=フランス」はよく分からないです。「生物が繁殖してゆくための穴」は、大人だけが知っている穴です。

「通せる穴」は、通せるがゆえに、「貫通ロマン」に満ち溢れています。



カブトムシ 美しさ9


自転車のハンドル 美しさ5

僕達が、何か経験を積むたびに美しくなっていくように、モノだって、穴を通れば美しくなるのです。

作品1【コニーちゃん】 提供:mikkaさん


●mikkaさんのコメント
ワタシはコニーちゃんを通してみました。途中にコニーちゃんと何度も眼が合い少しやりにくかったです。足を一本ずつ入れた(押し込んだ)のですがかなりキツイ状態でした。いや、問題はこれからです。抜けないんだもん。今も抜けず途方に暮れています。
■僕のコメント
コニーちゃんをCDの穴に通した場合の美しさは5です。減点ポイントとしては、髪のクルクルとしている部分が羊の角を彷彿させる点です。これがなければ、8点でした。良いポイントとしては、CDがスカートの一部であるかのように見ることも可能だという点です。これを逆手にとって、現実に、原寸大の人間が腰に巨大なCDを装着しているように見えるスカートをコシノジュンコがデザインすれば良いと思います。


作品2【電動歯ブラシ】 提供:ななこさん



■僕のコメント
歯周病を遠ざけるほどの美しさです。「直立の美」。そして、見方によっては、穴に通っているのではなく、土星ばりに、輪が歯ブラシの周囲を浮いているかのように見えてます。札幌駅のオブジェとしても最適ですね。美しさは10です。


作品3【東京タワー】 提供:ななこさん



 


●ななこさんのコメント
おみやげでもらった東京タワーを通してみましたよ。役に立つときが来てよかったです。

■僕のコメント
僕はこの作品を見たとき、あまりの美しさに思わずため息を漏らしました。
もはや、「何とか近代美術館」とかに置いてあっても、なんら不思議ではありません。
もし、「モノ自体が美しいのであって、CDとか関係ないじゃないか」という人がいたら、それは間違いです。
僕も最初はそう思いましたが、実際に、フォトショップでCDを消してみるとその差がはっきりと分かります。

CDに通していない状態

CDに通した状態
CDに通した状態の方が、CDに通していない状態よりも、ちょうど30%美しくなっているのがお分かりいただけると思います。東京タワーの美しさは284597340です。おそらく、これより、CDに通して美しくなるものは、世の中に存在しません。ゆえに、「CDに通して、世界一美しいのは東京タワーである」という結論が導き出されました。



作品4【みみかき】 提供:もなつこさん



■僕のコメント
これは大変深い作品です。写真の右下に注目してください。
背景のホームページが何のホームページだか僕は知りませんが、こので示した部分は、吉祥寺で最も旨いもつ焼き屋である『カッパ』の財布です。
つまり、これを送ってくれたもなつこさんは、『カッパ』に対する尊敬心を持っているということが明らかになりました。
この作品は、『カッパ』への尊敬度が10です。


作品5【ティッシュ】 提供:さん


●某さんのコメント
ネピアを出してみました。コレといって苦労もありません、しいて言うなら使用したCDが椎名林檎の「加爾基 精液 栗ノ花」だと言う事あたりが若干意味深な気がしなくもないです。

■僕のコメント
大変な力技です。写真では分からないと思いますが、このネピアは「飛び出しタイプ」です。使いたくもないのに、ティッシュが箱からどんどん飛び出てくるタイプです。
何かしらの方法で止めておかないと、部屋中がティッシュだらけになります。
CDを箱に固定してティッシュが飛び出るのを防ぐ、という生活の知恵を、某さんは示してくれました。もう、「飛び出しタイプ」のティッシュなんか怖くないぞ!
生活の知恵度が10です。


作品6【体温計】 提供:サマーさん



●サマーさんのコメント
今回の企画を見て、是非応募しようと思いました。というのも、我が家にはCDの穴に通った秘宝が数点あるのですが、どれが価値が高い物かわからずに困っていたからです。今回、中でも価値の高そうなCDの写真を同封したいと思います。価値は、とんねるずのCDかそうでないかでとりあえず選考しました。何故かというと、とんねるずは山田かつてないからです。

■僕のコメント
実を言うと、体温計は「CDに通してはいけないもの辞典」の最初のページに載っています。体温計が通っている画像は「ロリータ画像」と呼ばれてます。こんな写真を警察が見たら、僕は逮捕されます。
CDに体温計を通した際の罰則規定は「懲役5年以下、もしくは、幸せ5年分」です。


作品7【小指】 提供:森屋さん



●森屋んのコメント
抜けなくなってうっ血し始めているところです。ね。紫でしょ。
■僕のコメント
この写真にはトリックがあります。一見、あたかも左手の小指にCDが通っているように見えますが、実は、CDを境に、下が左手、上が右手の小指になっています。どうしてこんなことができるか分かりません。とても不思議です。
これは、森屋さんがかなりのマジシャンであることを示しています。マジシャン度が49です。


作品8【足の指】 提供:てつおさん



■僕のコメント
これは大変意表をつかれました。しかも、薬指だそうです。
普通のコメントで申し訳ないですが、ストレートに笑わせていただきました。
ちょこんと出てる度が10です。


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