2日ぶりに入院
おかしいだろ!どう考えても入院したページが戻ってくるのが早すぎだろ!

いままでの入院の履歴です。

1回目 肺炎(2006年4月16日〜4月20日) 31歳
2回目 急性喉頭蓋炎(2012年6月2日〜6月16日) 37歳
3回目 胃潰瘍(2014年3月9日〜3月16日) 38歳
4回目 小腸潰瘍が疑われる消化管出血(2014年3月19日〜3月25日) 38歳

3月16日に退院して3月19日にまた入院とかどこのジェットコースターだよっていう話です。
実にこの展開は僕も医者も双方が想定外気味だったのだと思います。言い方としては、結果論として3月16日に僕は本来退院できない状態にあったにもかかわらず退院してしまったというのが正しいと思います。

キーワードは「タール便」ですね。
これは血便の一種で、胃とか小腸から出血すると便が酸化した血液で真っ黒になるというものです。血便は血便でも大腸とか肛門に近いところから出血する場合は酸化するヒマもなく外に出るので真っ赤な鮮血というパターンが多いわけです。
最初、吐血して救急車で運ばれて入院した時は明らかに胃に潰瘍がありそこから出血していました。そしてそれは3月16日に退院した時点で治っていました。ただ出血の原因である胃潰瘍が治っているにもかかわらずタール便は止まらなかったのです。

実は僕自身退院時にタール便が治ってないことは当然に自覚していました。ただ退院したら治ると勝手に期待していたんです。絶食もしたし入院診療計画に基づいて医師の指示にしたがって流動食とか治療食も食べてきたんだからこれは快方にしか向かわないはずだと思い込んでいた。いや思い込みたかった。

本来なら退院日なのにタール便が治ってないことを医師に伝えるべきだったし、僕もそうした方がいいとはうすうす思っていたのですが退院が長引くのが嫌なので隠しちゃった的な要素はありました。そして退院後1日たってもタール便は改善されない。2日目になってもむしろ悪くなってるし明らかにフラフラして強烈な貧血を自覚する。ネットで胃潰瘍患者の入退院日記みたいなのをいくつか読んでもこんな状態はあきらかにおかしい。3日目に「これは再入院だろうな」と思いつつフラッフラで病院に行ったらまさに再入院となったわけです。この時点で僕のヘモグロビンは男性の基準値が15くらいのところ6くらいでした。いわゆる「輸血寸前の状態」ですね。

あらためて胃カメラで検査するとやはり胃と十二指腸はめちゃくちゃキレイで胃潰瘍は完治している。さらに、翌日、腸管洗浄をして下から大腸カメラを入れても1.5メートルに渡って大腸壁はキレイで、出血しているポイントは皆無です。僕も自分の大腸の全長全貌を医師と一緒にカメラで見ていました。洗浄した大腸の中ってめちゃくちゃキレイなんですね。ビックリしました。

胃・十二指腸も出血してない。大腸も出血していない。となると消去法で上からも下からもカメラが届かない小腸潰瘍しかないという診断になるわけです。小腸は基本的にカメラが届かないので検査が厄介です。内視鏡カプセルとかそういうのを飲む必要があるしそういう設備がある病院はそもそも少ない。とりあえず絶食すりゃ小腸も出血は止まるだろうということで、元凶を特定する検査はさておき喫緊に絶食点滴治療をやりましょうという運びになったのです。

そもそも胃潰瘍と小腸潰瘍を併発すること自体レアなのでこのような退院フライングみたいなことにつながったのですが、今回、医師が疑ったのは「痛み止め潰瘍」というものでした。入院前数週間、僕はけっこうロキソニンを使っていたのです。もちろん、ロキソニンだけじゃなくて、そもそも北極ラーメンの食べ過ぎとか飲み過ぎで免疫力が落ちてたり内蔵が弱ってたりと様々な要因があるかと思いますが、痛み止めが潰瘍を起こすケースがけっこうあるらしいのですね。概要はこの辺に書いてあるので興味があれば。


入院お絵描き
入院したページのメインコンテンツ「入院お絵描き」です。

入院お絵描きのメイン画材は水彩色鉛筆です。

これは10年位前にヒョッコリ君にもらったものなのですが入院した時に絶大な威力を発しますね。他にも筆ペンとかボールペンとかを使っています。

入院お絵描きはすべてインスタグラムにもアップしていたのですが、インスタグラムの使えるところは「いいね!」の数で評価が分かるという点です。僕が好みの絵でも反応が悪かったり、僕がそうでもないと思う絵でも反応が良かったりそういうのが分かるのがすごく楽しかったです。なので今回はそれぞれの絵にどれくらいの「いいね!」がついたのかを書き添えておきますね。

いいね!295件


いいね!284件


いいね!244件(最低得点)


いいね!276件


いいね!303件(最高得点)


いいね!265件
前回の「くそ釈迦」もそうですがくそ系のウケは本当によくないですね。この中だと僕が一番好きなのはたぶん「ニーチェのおとしご」だと思います。これリアルに形にしたいです。

入院漫画
あとかなり雑ですが今回はノリで漫画も描きました。





入院生活
入院生活的には当然ながら前回とほとんど変わらないです。

初回の入院の時にたまたま病床が空いてて救急車で運ばれたのが荻窪病院だったのでここで最後まで治療する流れですね。荻窪病院とか行っても吉祥寺からは自転車圏内です。ちょっと距離はあるけどぜんぜん自転車でラーメンとかフラッと食べに来られる距離のうちに入っている。

デイルーム。

ベッドから部屋の外を見た光景。

21時消灯なので夜中はこんな感じです。こうしてみると意外に明るく見えますが明るいのはピンポイントでここだけなので全体的にはめちゃくちゃ暗いです。

今回の入院で僕は人生で通算4回胃カメラを飲みました。かなりのキツさですねこれは。だけど怪我をするわけじゃないのでそういう恐怖心はないわけです。歯の神経を抜くとかそういう最悪さとは違う。
ただ大腸カメラを入れるのは初めてでした。大腸カメラを入れる前に腸管洗浄をするんです。2時間かけて腸管洗浄剤2リットルくらいと水を1リットル飲んで大腸をまっさらにするんです。この腸管洗浄剤もそうとうな気持ち悪さですね。とにかく味が得体しれない。なんかめちゃくちゃ旨味成分が効いた味なんですね。
それもそのはず、というのもおかしいのですが販売してるのが「味の素」なんですよね。



入院食
例によって入院食を殺風景に並べておきます。

 

 

 

 

 

 



おわり

ポクポクライフ

部屋