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 9月15日(日) はいさいBLUE@吉祥寺 トニーズピザ@吉祥寺
「死ぬ」ということを「ずっこける」程度の重みに考えることも必要だと思います。

「死」は「ズコー!」くらいの感じのギャグなのです。
そもそも、死なない人はいないですし、人の死は宇宙規模で考えれば些細にもほどがあるというか、さらに言えば、地球が滅亡したとしても宇宙規模で考えれば些細です。そういう意味では、「死ぬ」も「ずっこける」もだいたい同じだと思います。

「死=ずっこけ」だと考えると、あらゆる宗教や哲学や思想がバカっぽく思えてきます。宗教や哲学は人が死ぬからあるわけです。誰も死ななければ「生とか何か」とか「死とは何か」なんて言う人はいるはずもありません。

宗教や哲学はものすごく大真面目に死を語るわけです。ただ、「死=ずっこけ」だと考えると、たかがずっこける程度のことに凄まじい量の大真面目な思索が投資されているのは荒唐無稽でおもしろすぎるのです。

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吉祥寺のプチロードに、入るテナントが軒並み潰れる場所があるのですが、そこにオープンしたばかりの沖縄フレンチバル『はいさいBLUE』に来ました。「沖縄フレンチバル」はかなり飛ばしてると思います。
かなり量の多いタコライス。


最近、流行りのピザ屋の傾向としてオープンキッチン的にひたすら意匠を凝らした豪華な窯をこれでもかという感じで客席に見せつけるタイプが激増しております。そういう意味で、創業45年の『トニーズピザ』は見せ方としてはまるで地味なのですが、年老いたマスターが生真面目に作ってくれる納豆ピザの旨さは吉祥寺で敵なしだと僕は思っています。
実は、このチーズは見た目ほどとろけるタイプじゃなくて頑固な感じです。
しかし、このチーズの粘りと惜しげもなくふんだんに使われた納豆の粘りの相乗効果は他に例を見ないほど絶妙で素晴らしいのです。納豆というのは塩分があってこそ旨くなるのですが、その塩分がチーズから供給されるという点も独特なトニーズワールドの特徴なのです。

いずれにしても、いまでこそピザ屋はそこら中にありますが、45年前はピザ屋なんてそうそうあるわけもなく、この店のパイオニアっぷりを思うとリスペクト心が増幅せざるを得ません。個人的に吉祥寺でお勧めしたい飲食店トップ10に入れざるを得ない名店です。
 9月14日(土) 富士そば吉祥寺店@吉祥寺 かねます@勝どき ベルギービールウィークエンド@六本木 
 ささの葉@吉祥寺 吉祥寺どんぶり@吉祥寺
今年で3回目の開催となるベルギービールウィークエンドに3年連速で行きました。
今年も六本木ヒルズがベルギービールで洪水になり多くの人が犠牲になりました。
六本木ヒルズ周辺はベルギービールの濁流と化しましたが、川の上流から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。この話の続きはすでにみなさんの知るとおりです。

吉祥寺秋祭り後の『ささの葉』には神輿を担いだ人でごった返します。
去年は僕も神輿を担ぎましたが今年は空気を担ぐのでせいいっぱいだったので神輿は担ぎませんでした。


早朝に食べた『富士そば』の裏人気メニュー「カレーかつ丼」です。
カツカレーではなく、かつ丼にカレーをかけた斬新なメニューです。『富士そば』らしい変化球。


僕の生きる目的のひとつである『かねます』で、あろうことか幻の高級魚クエの刺し身がありました。
そして、伊勢海老のグラタンは狂気めいた旨さです。肉厚の海老の身に濃厚なチーズは反則です。
松茸がこれでもかと入った土瓶蒸しは秋の『かねます』の必食メニューです。チビチビとケチって具を食べ汁をすするのが旨いのです。
箱寿司のヤバさも健在です。いつ心臓が止まってもおかしくない旨さです。
食べログの僕の『かねます』レビューページに写真を追加しました。

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『ささの葉』で飲んだ後、ひとりで『吉祥寺どんぶり』で〆ました。ご飯4分の1。
 9月13日(金) ニューマハラジャ@三鷹
出逢いはスローモーションゴリラをご存知でしょうか。

もし、あなたが誰かと出逢う際にこのゴリラが近くにいたら、あなたとその誰かのふたりはスローモーションになります。もちろん、出逢うふたり以外の人々は通常の速度で歩いたり走ったり様々な行動をしています。

このゴリラはこれから出逢うふたりの速度を遅くする能力があるのです。
ですから、このゴリラが渋谷のスクランブル交差点に出現した際は、誰かと誰かが出逢う際の動きの遅さとその他群集の普通の速度のコントラストは異様なものとなるのです。渋谷スクランブル交差点は信号が変わると一度に約3,000人が移動しますが、そのうちの出逢う者同士だけがスローモーションになるという壮絶な画になるのです。

もし、あなたが街で見かけた相対するふたりがお互いにスローモーションで動作していたら、それは出逢いはスローモーションゴリラの影響だと考えて間違いありません。また、その近辺に必ず出逢いはスローモーションゴリラがいます。


三鷹の『名前を言ってはいけないあの店』の至近にオープンした『ニューマハラジャ』のチキンカレー。
 9月12日(木) いごっそう@東伏見
事実をなかったことにするゴリラをご存知でしょうか。

このゴリラほど事実を闇に葬るゴリラはいません。このゴリラに憑依されると自分がいままでずっと積み重ねてきたような事実をも最初からなかったかのように振る舞います。

例えば、みなさんもよく知っているように、僕はこれまでに一度たりともこのサイトで「ゴリラ」という用語を使ったことはありません。

ただ、もし仮に僕がかつてこのサイトで「ゴリラ」という用語を使っていたとします。その状態で、僕が事実をなかったことにするゴリラに憑依されたなら、僕はいままで「ゴリラ」という用語を使っていなかったことにするでしょう。しかしもちろん、実際問題として、僕がこのサイトで「ゴリラ」という用語を使ったのは今日が初めてであり、いままでにたったの一度も使ったことありません。このことは過去ログなどを見ても明らかでしょう。僕はいまのいままで、このサイトで「ゴリラ」という言葉は一切使っていないのです。


『ラーメン二郎』の三田本店出身の店主がやってる東伏見の『いごっそう』です。
麺が極太じゃなくて二郎っぽくないのですが、それがかえってオリジナル感を出しているし成功していると思います。少なめラーメン煮玉子カラメニンニク卓上唐辛子。
 9月11日(水) 京王プラザホテル@新宿 鍋家@南阿佐ケ谷
一年ぶりに『ささの葉』のマスターに京王プラザホテルで開かれる「羽ばたけ!酒飲みゴリラフェスティバル」に連れて行ってもらいました。マスターもこの日だけは『ささの葉』を臨時休業します。

店の外にいるマスターを見るのはこの時だけだし、マスターも客席にいない僕らを見るのはこの時だけなので、強烈な違和感があります。
もし仮に、人格が破綻してるのに料理の腕前は一流という人がいたら、具体的には、例えば、ふだんは過激な人種差別活動ばかりしてるけど料理の腕前は一流という人がいたら、僕はそういう人を「料理の腕前が一流」という点だけを汲み取ってリスペクトするのではないかと思うのです。まあ、ブラック・ジャックが無免許でボッタクリばかりしてるけど手術の腕前が一流だから尊敬される、みたいな話ですよ。ただ、マスターの場合、人格者であり旨いものしか出さないのでリスペストしない要素がありません。

基本的に僕は「ホテルのビュッフェっていうほど旨くないよね」
と思っていたのですが、それは食べたことのあるホテルがそういうグレードだっただけの話で、さすがに「京王プラザホテル」の料理は全てがバカみたいに旨いです。どんなものの素材は良いし最大限に手が込んでいるのです。
見せ方とかもそうとうヤバイですね。そもそも論として器のスケールが途轍もない。
シェフがその場で切り取って盛りつけてくれる鮭もものすごく良いです。
もちろん、ローストビーフもシェフがその場で切り取って盛りつけてくれるタイプのやつです。


マスターと一緒に南阿佐ヶ谷の『鍋家』です。
実は、これも去年と一緒のコースでした。地元民に超人気の街の中華屋で常時満席をキープしておりました。ゆったり飲める中華屋です。
 9月10日(火) 支那そば あおば@武蔵境 和をん@武蔵境 ささの葉@吉祥寺
東日本大震災の後のことを「震災後」と呼んでいますでしょう。

するとこの「震災後」というのはいつまでなのでしょうか。時間軸的にはこれから先の未来はいつまでも「震災後」です。では、いまから千年後の世界でも日本人は「震災後」という表現を使うのでしょうか。そこまで時間が経てばすでに別の大地震が起きていると考えるのが妥当な気もします。そもそも、東日本大震災が起こる前だと「震災後」というとそれは関東大震災を指していたはずです。

そのようなことで「震災後」という概念はそのまま日本語の恣意性とか曖昧さを証明しています。少なくとも現在使われている「震災後」という概念を殺すには、おそらく復興が完了した末に「もはや震災後ではない」という宣言が必要になるのではないでしょうか。


『支那そば あおば』でラーメンを食べました。
ここの九条ネギは旨さが著しいのでネギラーメンを注文しないともったいないのですが、たまにはストレートなラーメンを食べてみました。本当に隙なしの旨さです。

深夜の『ささの葉』です。サンマの旨さが暴走する一方です。
 9月9日(月) らーめん大@三鷹 富士そば@吉祥寺
インチキおじさんというのは必ず「お鍋の中からポワッと」現れる必要性があるのでしょうか。

というのは、現れ方として「小鹿の耳からニュルッと」とか「YAZAWAの腸からモリッと」というようなバリエーションがあったほうが変化に富んで楽しいはずだからです。
さらに言えば、前提として現れるのがインチキおじさんである必要性もないのかもしれません。発狂マダムとか頻尿大臣とか脳漏れ飛行士でもいいと思います。

「♪ YAZAWAの腸からモリッと〜 脳漏れ飛行士登場〜」でもいいと思います。

まあ、発狂マダムは嫌かもしれません。なにかものすごく危険なものとかをぶつけてきそうだから。


『らーめん大』で麺半分玉ねぎまし生玉子卓上唐辛子を食べました。
珍しくニンニクを抜いて食べてみたのですが、やはりこのラーメンの本来の魅力が5分の1くらいになってしまいます。


いまの吉祥寺は『富士そば』が3店舗あるという異常事態を迎えました。最新の井の頭通り店に行きました。
一時期、吉祥寺はスターバックスが5店舗になったことがありますが、色々あっていまは4店舗になりました。吉祥寺において、『富士そば』はスタバに継いで店舗数が多いチェーン店ということになります。
 9月8日(日) カフェ麦わら帽子@吉祥寺 PARADA@吉祥寺
ちょっと思い立ってフォトショップで「風立ちぬ」のロゴを色んな画像に合わせてみました。






僕も「風立ちぬ」は見ましたが、公開直後、吉祥寺の映画館で2回も満席で振られたのは意表を突かれました。吉祥寺で映画を見たことはいままでに何度もありますが一度足りとも満席で入れないなんてことはなかったんです。

なにはともあれ、ジブリはむかしから吉祥寺にゆかりまくっています。
僕も1時間半ノーカットで見ましたが宮崎駿監督の引退記者会見も吉祥寺の第一ホテルで行われました。午後2時からの会見にもかかわらず、現場は午前中からマスコミ関係者でごった返していました。

引退会見にのぞむ宮崎駿監督
そもそも、宮崎駿監督が普通に吉祥寺の中道通りを歩いてたりするのも見たし、吉祥寺には「二馬力」という宮崎駿監督の個人事務所もあります。ただ、最もジブリが吉祥寺にゆかっているのをシンプルに示すのが、「ジブリ美術館」が吉祥寺にあるという事実です。

引退会見の中で宮崎駿監督が「今後はジブリ美術館の展示整備にも注力したい」と触れていて思わずテンションが上がってしまったのですが、久しぶりにある種渦中である「ジブリ美術館」に行きました。
ローソンで購入する正規のチケットはたいてい1ヶ月先まで売り切れてますが、市民枠チケットは恒常的に余り気味なので、特に平日などは「あ、いまからジブリ美術館に行きたい」と思い立ったら余裕で購入でき、すぐに行けるのです。

月替りで変わるここでしか観られない「土星座」の短編映画9本をそれぞれ2周以上見てるほどには通っている「ジブリ美術館」ですが、僕はもう、ここの『カフェ麦わらぼうし』がたいそう好きなのです。ジブリ公式のレストランは世界中どこを探してもここ1箇所のみという点が最強にレアな点ですし、料理の内容もジブリの世界観を保つように工夫されているのが良いのです。

わんぱくもののスパゲティ。トトロ皿メニューは鉄板料理です。
「風立ちぬ」劇中メニューの「アルパートさんのサラダ」。クレソンが鬼のように盛られます。
「風立ちぬ」メニューのシベリア(左)と昔からずっとある定番のふわふわミルク入りコーヒー(右)。
 
いまでこそラテアートは珍しさを失ってますが、ここのふわふわミルク入りコーヒーはけっこう「ラテアートの走り」だったのではないかと思います。8年くらい前は「ナウシカ描いて」とか「トトロ描いて」とかいうリクエストに応じてたのですが、結果的にそういう個人の技量次第で商品のクオリティーがフワフワ変動するルールは持続しなかったようです。


吉祥寺の成蹊大学の前にあるカフェ『パラーダ』のチキンカレー。
ここ、吉祥寺を特集した雑誌とかになぜかほとんど出てこないのですが、このチキンカレーがめっぽう地元民に評判が良いのです。そして完璧に旨いです。
 9月7日(土) 吾衛門@西八王子 藍華@八王子 
 いせや北口店@吉祥寺 ささの葉@吉祥寺 ホープ軒本舗@吉祥寺
八王子の「エジソン商会」が良いです。
説明すれば魅力が失われる良さみたいなのがものすごく漂っていますね。

久々に純然たる八王子ラーメンを食べにきました。1軒目は『藍華』。ラーメン玉ねぎマシ600円。
キリッとした醤油スープに細麺。そして玉ねぎ。これ以上ないくらいに理想的な八王子ラーメンでした。かなり旨いです。

2軒目は『吾衛門』。かなりの有名店であり行列店です。
ラーメン玉ねぎ多め550円。ここの玉ねぎはちょっと辛めです。どんだけ澄みきれば気が済むのかというくらい旨かったです。

しかし、八王子ラーメンというのはラーメンの本来性みたいものを持続しているのが喜ばしいです。流行に動じず余計なことをしない。だいたいの店が1杯500円くらいで食べさせるというのもかつてのラーメン観に近いと思います。


『いせや北口店』です。
ここは当初『いせや公園店』建て替えのための仮店舗という位置づけでした。
来週9月11日に公園店がオープンするので、それに合わせてこの北口店も閉店というのが本来の流れですがここは続けて営業することになりました。なので、今後『いせや』は吉祥寺で3店舗体制で営業していくことになります。ビール大瓶500円の店が3つになるのはものすごく良いことだと思います。

2日連続の『ささの葉』で、2日連続サンマを食べます。
あまりにもビールに合うし、たとえビールに合わなくても旬のサンマは旨い。しばらくはひらすらサンマを食べたいです。

久々にひとりで『ホープ軒』で〆ました。半麺かためニンニクS。追加で生玉子。
結局のところ、今日はラーメンを3杯食べました。
 9月6日(金) 銀華山@三鷹 すしざんまい@高円寺 ささの葉@吉祥寺 三百宴や@吉祥寺
言ってることがよく分からないゴリラをご存知でしょうか。

このゴリラほど言ってることがよく分からないゴリラはいません。
ここで重要なのは「言ってることがよく分からない」と「言ってることが全く分からない」はぜんぜん違うということです。「言ってることが全く分からない」というのは、具体的に「$8%#◆ろ&は○例ひ#パ」みたいなことです。しかし、このゴリラに関してはあくまでも「言ってることがよく分からない」という範疇に入ります。やや統合失調症に近いかもしれません。

まあ、このゴリラが実際に発言した具体的なセリフを書いた方が早いですね。

「白い滝のオランダの動きが三方に向かって萎えた一週間」
「提示されたモトクロスの泡沫の虹を提示した虹の屈辱が祭り」
「曲がり角のゆっくりと亀のゆっくりとバカにしてゆっくりした」

というのがこのゴリラが実際に発言した内容です。

ちょっと言ってることがよく分からなくないですか?それとも分かりますか?ただ、分かろうが分からなかろうが僕にとってはどうだっていいことです。さらに言えば、この世界が存在していること自体がどうだっていいことです。


地元民で満席の『銀華山』。
辛味噌ラーメンは地味に何度も食べていますが本当に旨いです。


今年の1月5日、築地初競りで大間産マグロを1億5540万円で落札したのが『すしざんまい』です。『すしざんまい』はほとんどの店舗が築地周辺に偏在していますが、都内最西端の店舗が高円寺店になります。「まぐろざんまい」をオーダーしました。
マグロが美味しくないわけがないです。
それにしても、重要なポイントだと思うのは、マグロにかけた1億5540万円が『すしざんまい』にとっては材料費ではないということです。これは完全に宣伝広告費でしょう。

『ささの葉』の巨大シャコです。
 9月5日(木) 支那そば あおば@武蔵境 SHUTTERS@吉祥寺
遺言ゴリラをご存知でしょうか。

このゴリラほど遺言を書くのが得意なゴリラはいません。というのも、このゴリラは生まれてから42億年ずっと遺言を書き続けているのです。42億年遺言を書き続けていっさい気が狂わないのですからまさに遺言の達人です。

もちろん今後も遺言ゴリラは遺言を書き続けるでしょう。永遠に遺言を書き続けるでしょう。


『支那そば あおば』の塩ネギラーメン。これは心の底から旨いです。
6年くらい前にあまりにもこのラーメンが旨すぎて週に2度か3度くらい通った時期があったのですが、それを続けたら飽きました。「もう飽きたから二度と食べたくない」という状態にまで達したのですが、飽きてから2年くらい経ってから食べたらやはりものすごく旨い。また週2とかで通うと飽きるのは確実なのでスパンに気をつけて通いたい。武蔵野市では一番旨いラーメン屋だと思います。

『SHUTTERS』はランチ時などは平日でもマダムで満席になっていて入店が難しいイタリアンです。
かつてここに入ろうとして2度満席で断られました。『SHUTTERS』は自由が丘から発して、代官山とか二子玉川とか横浜とかそういう毛色の街にばかり出店しています。なので、「うわついたチェーン店かよ」と舐めがちですが、めちゃくちゃ旨いです。パスタとか全く文句がなく旨いです。
ふたつある看板メニューのひとつがスペアリブ。
あー、ヤバかったです。これはいままで食べたスペアリブで一番旨かったです。溶けますね。食べる前から肉が融点に達してるんじゃないでしょうか。

もうひとつの看板メニューがアップルパイアラモードです。
僕は完全に酒飲みタイプだしケーキとか嫌いだし、こういうメニューに対しては、正直、「スイーツ(笑)」とか言ってディスってしまう側です。ですから、このアップルパイアラモードも少しだけ味見程度に食べて適当にやり過ごそうと思ってたのですが、めちゃくちゃ旨くて仰天しました。なんなんですかこれ。

冷静になって、どうして甘いのに旨いのかって考えたら、甘みの層や食感の種類が何重にもなってて、深みや広がりがヤバイんだと思います。何層もの甘みと食感の交点がバリエーション豊かにあちこちに散っている。

僕が本当に苦手なアンコのようにバカの一つ覚えみたいにひたすら甘いだけじゃないのです。
 9月4日(水) 九州らーめん祥@吉祥寺
誤りゴリラをご存知でしょうか。

このゴリラほど誤るゴリラはいません。一日中誤って生活するのが誤りゴリラなのです。
朝起きる時間を誤り、通勤経路も誤り、乗る電車も誤り、メガネの掛け方も誤っています。質量保存の法則も確定申告もエベレストでの遭難の仕方でさえも誤ります。そもそも、誤りゴリラがこの世に存在していること自体が誤りなのです。いわば誤りゴリラはバグのようなもの。

さて、「弘法も筆の誤り」と言いますが、弘法は本当に筆を誤ったのでしょうか。もしそれが史実に基づいていないなら、このことわざそのものが誤りということになります。しかし、実際に弘法は「応天門」の「応」の「心」の一番上の点を書き忘れたという話があり、これが「弘法も筆の誤り」ということわざのソースになっています。

ただ、実際は、その字を誤った弘法というのは、誤りゴリラが化けていた弘法だったのです。本物の空海は字を誤ることは絶対にありません。猿が木から落ちることはあっても、カッパが川を流れることはあっても、弘法は絶対に筆を誤ることはありません。


オープン時以来の『九州らーめん祥』です。
吉祥寺には『一風堂』も『一蘭』もあるのに、全く同じ路線のこのお店が残っているのはすごいと思います。
 9月3日(火) 四麺燈@荻窪 名前を言ってはいけないあの店@三鷹 海坊主@三鷹
唐突にコハダのことを熱く語りたいと思います。

そもそも握り寿司の発祥は江戸時代の両国です。僕は華屋与兵衛が寿司を発祥させた両国のその場所を2度も見に行ったことがあります。具体的にグーグルマップで示すとここが「握り寿司発祥の地」です。江戸時代には屋台がひしめく盛り場だった隅田川にかかる両国橋の広小路という立地が非常にリアルなのですが、いまとなってはものすごく殺風景な普通の宅地や車道があるところです。こんなに歴史的意義がある場所なのに、おざなりに「寿司発祥の地」的なことが書かれた看板が立っていただけだったのが印象的でした。

いかに北海道の旨い魚介で寿司を握ろうと、いかに京都の一流の職人が寿司を握ろうと、いかに寿司が全国区になろうと、寿司における「場所としての帰属先」は江戸です。寿司の本場は絶対的に東京なのです。

では、江戸前の寿司で最も江戸前っぽい寿司ネタは何かという話になってきます。
マグロは下級魚で保存のきかないトロなどは江戸時代には捨てられてたので沿革的な江戸っぽさは弱い。やはり、江戸前は穴子なりコハダだと思うのです。さらに、寿司でしか食べられないコハダのドラマ性こそが「ザ・江戸前」です。

「コハダは煮てもまずい。焼いてもまずい。じゃあ〆てみようか。おっ!〆たらうめえじゃねえか!」というように食べられるまで調理法を考え抜く精神が江戸っ子のプライドそのものです。また、コハダは小さいのでさばくのが難しく寿司職人の技量が試されるという設定がある寿司ネタなので、そういう意味でもドラマ性があります。

コハダは出世魚で、「シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ」と成長していきます。
若いほど値段が高いですが、このシンコのセンセーショナルさが尋常ではありません。夏のわずかな時期だけ出回り、マグロよりも高い値で取り引きされる超高級食材のシンコは江戸前初物信仰の極みのひとつです。さらには、コハダでさえ小さくてさばくのが難しいのに、4センチくらいしかないシンコをさばくのは神業。そのような少年誌的な物語性がシンコには詰まりまくっているのです。だから、シンコを出す店はそれだけで「猛烈に粋」と考えていいレベルだと思います。

ということで、「猛烈に粋」である『名前を言ってはいけないあの店』くらいになると夏はシンコを出してくれます。
ものすごく小さな魚片が3尾で400円と贅沢ですが、年に一度は食べたい逸品だと思います。

タコの酢の物とイカ刺し。何を食べても旨い。
 

これには参りました。カツオ茶漬けです。
『名前を言ってはいけないあの店』のカツオ刺しは世界で一番旨いと思うのですが、それを茶漬けで食べてしまうというのは暴挙なのかもしれません。これほど旨い茶漬けを食べたのは当然に生まれて初めてのことです。

2軒目に『海坊主』。ウニのクリームペンネです。

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吉祥寺の『武蔵家』の関連店『四麺燈』は荻窪にあります。
極太麺の二郎インスパイア系。この太麺は素晴らしいパフォーマーでした。
 9月2日(月) とら蔵@吉祥寺 五ノ神製作所@大久保
加速度的にイチローの修行僧化が進んでいますね。

そもそも、ストイックで淡々と記録を積む感じがソフト面として修行僧っぽかったイチローですが、白髪も増え、坊主にしたことによってハード面でも修行僧化しています。
試しに「イチロー 修行僧」でググってみたら僕と同じ印象を持っている人の意見がガンガン出てきました。もはや、本来の「修行僧」という概念よりもイチローの方が修行僧っぽくなっているので、この先、「修行僧」という言葉が国語として「イチロー」にすり替わってしまうのは確実です。

そして、いつしか、国語辞書から「修行僧」という言葉が消えて、代わりに同じ内容を表す言葉として「イチロー」が残っていくのです。


吉祥寺の成蹊大学前にオープンした焼肉屋『とら蔵』です。
演出に従来のような男らしさや雑然さが一切ない焼肉屋でした。下手をしたら「焼き肉カフェ」くらいの様相を呈しています。ていうか、「焼き肉カフェ」っていう形態、良いんじゃないか。

大久保にオープンしたばかりの『五ノ神製作所』です。
同名の新宿店がつけ麺をメインにしてますが、ここは超濃厚海老出汁ラーメンを看板にしています。
本店の『いつ樹』は福生にあり、鯛塩ラーメンを売りにしている。
福生本店も新宿店も食べたけど、今日のが一番好きかもしれません。この海老ラーメンを端的に言い表すと、『天下一品』のこってりラーメンを海老味一色に染めたようなやつですね。濃度とかインパクトとか全体的に。

見た目的に紫キャベツに目を奪われがちなラーメンですが、それはミスリードで実はスープの海老色が最もヤバイです。
 9月1日(日) 勘九郎@吉祥寺
ひとつ変えると成立しなくなるものってあるでしょう。

例えば、サッカーボールをモアイ像に変えるとサッカーが成立しなくなるでしょう。
広いフィールドのど真ん中に鎮座する90トンのモアイ像。それを必死に蹴ろうとして足を骨折する選手たち。

このように、サッカーボールをモアイ像に変えるというたった1点の変更によってでもサッカーは成立しなくなります。サッカーボールをライオンに変えた方がまだゲームが成立するかもしれません。ただ、かなり危険です。


かなり久々に吉祥寺の『勘九郎』に行きました。
2007年の開店当初は、「京風ラーメン」をコンセプトにしていたのを覚えていますが、途中で路線変更をして「二郎インスパイア系」のラーメンを出すようになりました。

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