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 11月30日(日) 羅偉伝@高田馬場
美輪明宏は超越的なのか胡散臭いのかよく分からないオーラを出して人々をひきつけます。

彼のオーラはあまりにも強大なのでかき消すのは困難です。
厄介なのは美輪明宏が新興宗教とかと関係ないということです。新興宗教を根拠にしていれば美輪明宏のオーラは全面的に胡散臭くなるのですが、彼はギリギリなところで宗教性と一線を画している。というよりも、彼はセルフプロデュース的な演出として宗教性よりも芸術性を押し出してきますね。ただ冷静に考えれば宗教性も芸術性も実体なんかありゃしないんだから同じくらい怪しいもんです。逆にいえば、美輪明宏は芸術性の実体のなさを逆手にとって自らの存在感を誇示しているのかもしれません。

では、美輪明宏のオーラをかき消すために最適な武器はなんなのでしょうか。
いや、美輪明宏のオーラだけではなく、たとえばローマ法王のオーラでもイギリス国王のオーラでもいい。そういうものすごく荘厳なオーラをかき消すための最適な武器はなんなのでしょうか。

それこそが「すべり芸」だと思います。
その草分けともいえる村上ショージの「ドゥーン」は荘厳なオーラをいっきにかき消します。ただやはり、僕がどうしても絶望的に笑ってしまうのは岡田圭右の「バァ」であり「ウワオ!」です。
その「何もなさ」が限界突破でおもしろすぎるのです。
これだけレベルが高くなってM−1など熾烈な戦いが強いられるお笑いの世界において、ただ「ウワオ!」とだけ言うというのは逆に数層メタな次元に達していると思うんです。いまって知性の極みのように笑いの表現手法が技巧的になり、バカのふりをした高度な知能が求められる世界になっているのに、ただ、手をパッと広げて「ウワオ!」は壮絶です。
僕が床を転がりまくって呼吸不能になり最も死に近い場所に追いやられるほど笑うのは岡田圭右の「ウワオ!」なのです。この「ウワオ!」は全てを破壊するでしょう。美輪明宏の荘厳なオーラでさえ岡田圭右の「ウワオ!」の前に無力なのです。
むしろ、緊張感が高い場所であればあるほど岡田圭右の「ウワオ!」は破壊力を増します。
みんながすすり泣くしめやかな葬式の最中に、ブラスを使った陽気でド派手な音楽とともに岡田圭右が登場し、手をパッと広げて「ウワオ!」と言おうものなら、僕は床を転がりまくって呼吸不能になり最も死に近い場所に追いやられるほど笑うのは確実です。

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高田馬場の『純連』が閉店しましたがそのまま場所と味を『羅偉伝』という新店が引き継ぎました。
恵比寿と池袋の『純連』が閉店して『火武偉』になったのとまったく同じパターンなので大人の事情がプンプン漂うのですがそうはいっても『純連』の味が継続されるのは客視点からは悪いことじゃないのであります。
 11月29日(土) 麺や鳳@吉祥寺 カッパ@吉祥寺 谷記@吉祥寺 ささの葉@吉祥寺 らーめんぺぺ@三鷹
「君の想いがうどんみたいに空を目指すなら」の15秒動画をアップします。

君の想いがうどんみたいに空を目指すなら(facebook動画)
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吉祥寺にあふれる「二郎インスパイア系」の中でいまずば抜けて一番旨いのが中道通りの『鳳』です。というかまぜそばがとても良いですね。麺はデフォルトで300グラムなのですが僕のは150グラムにカスタマイズです。これがちょうどいい。

『カッパ』です。しみじみ旨いのはやっぱ炭火で魂を込めて焼いてるからなのだと思うのです。
『カッパ』3代目のユースケさんがfacebookにアップしたばかりの「君の想いがうどんみたいに空を目指すなら」を店の開店前にさっそく聞いててくれて「あれは名曲」という判定をもらったのがすごく良かったです。

安定の『谷記』です。

『ささの葉』です。「ポックリボーイさんですか?」と話しかけてくれた女性(僕のとなりの青い方)の集団と撮りました。これは間違いなく最高の状態です。

ひとりでけっこう遠い『らーめんぺぺ』まで行ってベーコン玉子チリソース炒め(6番)。
 11月28日(金) 元祖ハルピン@三鷹 田原坂@中野 陸蒸気@中野 ささの葉@吉祥寺
 ミコリン@吉祥寺 らーめんぺぺ@三鷹
やりたくでもできないこととして「殺され自慢」ってのがあるんじゃないですかね。

「昨日、俺、殺し屋に殺されたんだぜ?すごいでしょ?ケネディばりにすごいでしょ?」とか「3週間前に不意にロケットランチャー撃ち込まれちゃってさー!即死しちゃったよー!」みたいな自慢ってできないじゃないですか。

僕はものすごく殺され自慢をしたいんですよ。できることなら毎日殺されて毎日殺され自慢をしたいですね。だけど、できないんですよね。なんでできないのかはよく分からないんだけどできないですね。不思議とできないんです。

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三鷹の老舗『元祖ハルピン』で小籠包です。
ラーメンは完璧に癒し系でした。こういうのが良いんです。

中野の熊本料理屋『田原坂』で馬刺し。色もいいし旨い。
鯛のかぶと煮。身がしまってます。

中野で圧倒的に一番有名な居酒屋っていったら『陸蒸気』でしょうね。閉店が早いしいつも満席なので入れなかったのですがやっと回収です。いや、ここのモノのよさはハンパないですね。
魚を最も旨く食べるための焼き方が「遠火の強火」なのですが、理想を追求すれば↓のような炭火を使う焼き場がないとそれは実現されない。
これはニシンですがめちゃくちゃ旨いですね。ちなみにこのかたちで魚を焼いてる店は吉祥寺だと『魚秀』ただひとつだけです。『魚秀』は吉祥寺一番人気の魚介居酒屋なのですが設備も妥協がいっさいないです。

『ささの葉』です。カレイの煮つけを焼いて食べるというスタイル。

吉祥寺のコアな人たちが集まりまくるバー『ミコリン』の8周年パーティーでした。
どんだけ楽しそうなんだよっていう。びっくりしたわ。当然ながら小林治さんはイラストとかアニメとかで超有名人です。

小林治さん、僕、ゲル博士

深夜の『らーめんぺぺ』で初の生姜焼き定食。旨すぎる。
 11月27日(木) 蒙古タンメン中本@吉祥寺
人気ビジュアル系バンド「SENIOR(シニア)」のボーカルSIGERU(しげる)は100歳にしてロックの世界でメジャーデビューした才人です。

高齢により全身の不随意運動が激しくなり手足が震え、発声も途絶えがちでままならないのですが、逆立てた真紅の髪の鮮やかさは女性ファンの心をしっかりと掌握するのです。ていうか、ほとんど毛は残ってないのですが。

先日、僕も「SENIOR(シニア)」のライブを東京ドームに見に行きました。壮絶でした。SIGERU(しげる)が書く詩の世界ってすごく耽美的でかっこいい。独特の世界観が響くんですよね。

君の瞳に映る死神
薔薇を手向けておくれよ墓前に 
迎えが怖くて眠れぬDAYS
諸行無常の憂鬱DAYS


そこまで歌い上げるとSIGERU(しげる)は恍惚の表情を浮かべ頭から後方へ倒れました。そして二度と帰らぬ人となったのです。

僕は「SENIOR(シニア)」のラストステージに立ち合えたことを生涯の誇りにしたいと思います。
100歳にしてビジュアル系バンドデビューという新しい道筋は高齢化社会にどれだけの勇気を与えてくれたことか。

ちなみに最期にSIGERU(しげる)が歌った曲のタイトルは「SENIOR(シニア)」最大のヒット曲「DAIOUJYO(大往生)」でした。

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吉祥寺限定メニュー「北極の月」野菜ましのネギトッピング。
 11月26日(水) アムリタ食堂@吉祥寺 大木屋@日暮里 かぶき@神田 ささの葉@吉祥寺 立ち食いそば さとう@三鷹
ついに憧れすぎていた日暮里の「大木屋」に行けました。

1日8組のみの完全予約制。5人以上じゃないと予約できないのでそれなりにハードルは高いです。しかも5人で予約して当日1人でもドタキャンになると料理がカットされて仲間からドン引きを食らうし最悪なことになるので注意が必要です。連帯責任はなはだしいですからね。

店構えからしてももう店じゃないんですよ。こんな感じ。
意表をついてカツオのたたきからスタート。
そして2品目がメインディッシュのいわゆる「肉のエアーズロック」です。祭りですね。
重要なのは「見た目も料理」という奥義を死ぬほど生かしているという点だと思います。
こんなものはネット社会のためにあるようなビジュアルじゃないですか。これは肉を見て驚く僕と地獄のミサワです。
というか、第三者から見て驚いているように見えるよう振る舞っている僕と地獄のミサワです。

「肉のエアーズロック」は斬ってしまえば「肉の王蟲」にメタモルフォーゼします。

そして焼き牡蠣。バターを絡めてネギと一緒に焼いて豪快に食べる。
ほとばしる旨みたっぷりの牡蠣汁。こんなものは旨いに決まっている。

メンチかつもでかいです。キャベツも多いです。わけいってもわけいっても青いキャベツです。

バケツ級のボールにドバドバ入れられているもんじゃ焼き。怒涛です。
1回じゃ載せきれないので2回に分ける。
そして僕はもんじゃ焼きを生まれて初めて食べたことを告白します。こういうのってどうも食のモチベーションがあんまり上がらないんですよね。ちなみに僕はお好み焼きやに行ったこともないのです。でも食べると下品に旨いです。問答無用に旨いです。というか大人数でつついて食べるというのがクリティカルな楽しさに直結していました。

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吉祥寺で一番人気のタイ料理屋は『アムリタ食堂』です。席数がすげえ多いのに休日は確実に行列ができますね。ランチのトムヤムラーメン。生唐辛子と大盛りパクチーをトッピング。

『大木屋』のあとの神田の『かぶら』はいわし料理専門店。これはいわしの活造り。ピクピク動いてますね。

トチ狂って夜中の12時過ぎて『ささの葉』に行ったら平然とジブリ美術館の深谷さんがいるんですよ。
もうこの時間のマスターは完全にくつろぎモードです。僕も事実上家にいるのと変わらないです。ていうか家なのかもしれないです。

夜中の2時にひとりで『立ち食いそば さとう』で〆たのでした。
 11月25日(火) いしはら食堂@三鷹 大勝軒@永福町
精神を研ぎ澄まして言語に対峙していると、あたかも宮本武蔵が箸でハエを捕えるように普段気にしていない言葉を捕獲することができます。

かつて、僕はある言葉を捕えたのです。その言葉というのは「命からがら」の「からがら」でした。僕は「命からがら」の「からがら」の意味をそれまで考えたことはなかったのです。というより、いままで「からがら」という言葉が僕に捕まらないようにずっと逃げていたというべきでしょう。

たとえば、「ゆうやけこやけ」の「こやけ」とか「なかよしこよし」の「こよし」の意味を多くの人はちゃんと捕捉しているでしょうか。もし、捕捉できていないならこれらの言葉は人々の言語的アンテナから逃げているのです。

だから「命からがら逃げてきた」という文章の意味は分かっていても「からがら」の意味を単体で理解していないというようなことが起こりえます。だからこそ精神を研ぎ澄まして言語に対峙するような時間も必要だと思うのです。

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『いしはら食堂』で朝の6時に湯豆腐。
豆腐一丁まるまる使い、白菜、ネギ、わかめがたっぷり入って240円というのはまさに『いしはら食堂』クオリティですね。良心の塊でしかないし癒され度もハンパないです。あらためて『いしはら食堂』のすごさを実感しました。

久々に永福町の『大勝軒』。間違いなく関東圏で一番好きなラーメンです。
別椀の生卵皿にコスモをこしらえます。旨すぎた。
 11月24日(月) セロリの花@吉祥寺 麺でる@吉祥寺
むかし僕が描いた「光もとめず」というタイトルの油彩です。
絶望の深遠におちいりながらも、深すぎる闇の中に閉じ込められながらもあえて光をもとめない。 なすがまま。あっけらかんとしてなすがまま。そういう「諦念」ですね。「虚無」というよりは「諦念」なんすよ。禅的な「諦念」。

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「松屋フーズ」がやってるラーメン屋『セロリの花』は徹底してカフェに近いです。店員も基本的に女性だしメニューも全面的にヘルシーな印象操作をしています。いままでなかったラーメン屋ですが狙いが完全にあたって女性客でいつも混んでいて休日は行列すらできてますね。時流にのった海老ラーメン。味もクオリティ高いです。

『麺でる』はまったく正しい二郎インスパイア系です。完全に旨い。
 11月23日(日) いしはら食堂@三鷹 ミコリン@吉祥寺 ささの葉@吉祥寺 中華街@吉祥寺
『ささの葉』に行ったらカリフォルニアからGoogle社員が来てました。すさまじいインターナショナルっぷり。
そもそもGoogleの本社ってカリフォルニアなのでガチ社員ですよ。
だけどまさかこの世の中にGoogleの社員が実在するなんて思ってなかったわけですよ。Googleって入社試験がヤバいことで有名じゃないですか。まとめから引っ張ってくるとこんなのが出題されたり面接で聞かれたりする。
検索トラフィックの季節変動を予測できる方法について述べた俳句を書け。

全世界でピアノの調律師は何人いますか?

1台のスクールバスにゴルフボールは一体何個入るか?

シアトルにあるすべての窓ガラスを拭くとしたら、あなたはいくら代金を請求しますか?

これまでに導き出された数学の方程式の中で、あなたが最も美しいと思うのは何?

あなたの8歳の甥にデータベースについて3つの文で説明しなさい
事実上の大喜利なんじゃないのかとも思うし超良問ですね。僕もすごく答えたくなりますもん。
たとえば、「全世界でピアノの調律師は何人いますか?」という問いには「AKB48とエグザイルのメンバーを足した数よりは多く、いままでに死んだマンボウの数よりは少ない」みたいなことを言えばいいんじゃないの?違うのかな。いずれにしても、Googleを使わない日なんて1日たりとも存在しないから本社の社員に会えたのは猛烈にうれしかったです。

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今日は新嘗祭ですね。勤労感謝の日よりもこっちのほうが重要です。もちろん市場にはもう新米が流通してますが、天皇陛下は今日初めて新米を食べる。和食検定とかの影響で僕も新嘗祭の日は新米を食べていくスタイルを取りたいと思うわけです。『いしはら食堂』で生たらことしゃけ焼き。

『ミコリン』からの『ささの葉』で最終的には『中華街』というパターンでした。
 11月22日(土) 蒼龍唐玉堂@吉祥寺 ホルモン青木@亀戸 亀戸餃子@亀戸
 谷記本店@錦糸町 中華街@吉祥寺 ささの葉@吉祥寺 酔舎@吉祥寺 谷記@吉祥寺
パクチーの異質性はパクチーの美味しさと表裏一体ですね。
ただ異質すぎて不味さと美味さ相互に矛盾する二律背反にすらなっている可能性もあります。

パクチー圏ってどこだろうな?って思ったんです。具体的にはパクチーが料理に使われる国はどこなのかと。イメージどおりタイ料理は絶対使う。というかパクチーはそもそもタイ語で、英語圏だとコリアンダーという呼称の方が圧倒的にメジャーです。それにしても、よく考えたらエスニック料理という概念もフワフワしてますでしょう。コトバンクによるエスニック料理の定義はこう。

エスニックethnicは〈民族の〉という意味であるが,日本でエスニック料理という場合は,
インドネシア,タイなど東南アジアの料理や,インド,西アジア,中近東といった地域の料理をさすことが多い。


ここでも「さすことが多い」と逃げてますから結局エスニック料理なんていう実体はなさそう。

そして、パクチー圏=エスニック料理か、というとそうではないんですね。
ミーゴレンとかナシゴレンでおなじみのインドネシア料理はエスニック料理なのに一般的にパクチーは使われない。フォーや生春巻きでおなじみのベトナム料理はエスニック料理であり一般的にパクチーは使う。中華料理も香菜(シャンツァイ)の名でパクチーを使います。意外なのはメキシコ料理やポルトガル料理でもパクチーが使われるという事実です。ベルギーにいたってホワイトビールにコリアンダーが風味づけに使われます。

ようするに、パクチー圏≠エスニック料理ということになります。
というか、僕の中で漠然とパクチー圏=エスニック料理っていう印象があったんです。しかし漠然としたままなのはよくないと思って一度整理してみたのです。

吉祥寺でこんだけガンガンにパクチーを載せてくれる麺類があったのかという意味で灯台下暗しだったのが『蒼龍唐玉堂』でした。香菜(パクチー)担々麺です。旨すぎている。

ホルモンの街と化し気味な亀戸の『ホルモン青木』で本気のホルモンを食べます。大行列っすよ。
リブロース。パチンコでもないのに射幸心を煽りすぎですね。
厚切りの牛たんは完全に反則の旨さ。

いくら亀戸がホルモンで有名になっているからといっても事実上亀戸で一番有名な飲食店は『亀戸餃子』でしかないです。この感じです。
これはいいですね。問答無用すぎます。

吉祥寺で最も安い居酒屋は『谷記』なのですが、その錦糸町本店に行きました。聖地巡礼ですね。

吉祥寺に戻って『中華街』。

『ささの葉』です。

『酔舎』からの『谷記』。朝の4時まで飲んで死亡です。
 11月21日(金) オンドル房@三鷹 ささの葉@吉祥寺 ミコリン@吉祥寺
ツイッターの世界で有名なオリエ(ミス・クリトリーヌ・ヴァジャイナ)ちゃんとの飲みが実現しました。

オリエちゃんと僕
僕は人が敷いたレールに乗らない人や枠にはまらない生き方をしている人が大好きなんですよ。もちろん法を犯さない範囲でですが。

そういう意味でオリエちゃんのぶっ飛ばし方は手放しで素敵だと思います。
ツイッターで1万リツイート級にバズったオリエちゃんを象徴するこの投稿。24歳でこの経歴ですからね。

参照元のツイート
こう、社会が求めてくる品行方正さとか「女はこうあるべきだ」みたいなジェンダー的要求をガン無視して自分を主体として生きてますね。生き方の根拠を社会の平均値じゃなくて自分自身に据えるのはとても気合いが必要なことだと思います。だけどそれはどう考えても正しい。なので同世代の女の子からとかはカリスマにならざるをえないというのがオリエちゃんなのでありました。

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三鷹南口の『オンドル房』で韓流ハンバーグを食べました。

オリエちゃんと『ささの葉』です。久々の刺し盛り。
サバの干物。めちゃくちゃヤバウマでした。『ささの葉』史上一番ウマいサバだったかも。
カレイの煮つけ。

『ミコリン』です。定番のチーズです。
 11月20日(木) 蒙古タンメン中本@吉祥寺
人類が持ちうる最強の力とは何か。

それは「言葉」でしかないと思います。
「ペンは剣よりも強し」とはよく言ったものでいかなる兵器よりも「言葉」は強い。兵器の使い道を決定するのが「言葉」である以上、「言葉」の前にあらゆる兵器はただのガラクタです。

根本的に武力とは次元が違うレベルで「言葉」は最強です。
「言葉」によって憎悪が生まれ「言葉」によって戦争が起きて「言葉」によって大量殺人兵器が造られる。「言葉」は容易に地球を滅ぼすことができます。逆にいえば平和を担保するのもの「言葉」です。人類が「言葉」を持っていなければ宇宙にも行っていないしITも医療も文学も発展していない。

社会で共有される「言葉」の恐ろしさは尋常ではないのです。
むろん、人間が個人で持ちうる最強の力も「言葉」です。たったひとりのすさまじく賢い人間が巧みな「言葉」を用いれば何万人という他者を扇動したり洗脳したりすることができる。

「言葉」はジョジョでいうスタンドのようなものです。「言葉」は星矢でいうところの守護星座のようなものです。「言葉」はワンピースでいうところの悪魔の実のようなものです。人によって使う「言葉」の強さや質はまるで違う。松本人志が使う「言葉」、安倍首相が使う「言葉」、ローマ法王が使う「言葉」、それらは全て強さも質も違う。言いかえれば、まさに、松本人志が使うスタンド、安倍首相が使うスタンド、ローマ法王が使うスタンド、それらは全て強さも質も違うということです。

「言葉」こそがその個人の存在のスケールを表す基準だと思うのです。
「言葉」の力が絶大な人間は社会的にも影響力が大きい。それがお笑いであるか、政治であるか、宗教であるかは違えど、全ての強さは「言葉」の強さに換えられる。逆にいえば、使われた「言葉」さえ見れば、リテラシーから逆算してその「言葉」の持ち主の頭の良さなり大きさなりが全てバレますでしょう。その人が頭がいいかどうかを知るにはわざわざ学力テストなんかしなくてよくて、その人が使う言葉を見れば分かる。つまらない「言葉」はつまらない人が使う。「言葉」が弱い芸人は笑えないし、「言葉」が弱い政治家は人を惹きつけないし、「言葉」が弱い宗教家は人を説き伏せられない。

「ハリーポッター」で最もメタな存在であったダンブルドア校長がハリーに言ったセリフは展開として僕の脳天をかち割るほどの衝撃を与えました。

言葉とは尽きることのない魔法の源

魔法が根幹となる物語「ハリーポッター」において最強の魔法の達人であるダンブルドアが「魔法の源は言葉」と言い切ったとき僕は全身の力が抜けてその場に崩れ落ちそうになりました。あの物語において「魔法」というのは「強大な希望も絶望も含むすべての意志」ひいては「人間の精神活動の全て」のメタファーだった。その源がやはり「言葉」だったと暴露された時の虚脱感。分かってはいたけど改めて真正面から宣告される衝撃。僕はあのセリフに「ハリーポッター」という物語の全てが集約されていたのではないかと思っています。

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『中本』で北極の秋です。完全に旨いです。
 11月19日(水) 支那そばや本店@戸塚 老郷 本店@平塚 花水ラオシャン@平塚 吉村家@横浜
いま東京都内で主流の一端をになっている出汁がとんでもなく深い清湯系ラーメンの起源を追ってゆくとラーメンの鬼「佐野実」に到達すると思います。ようするに素材マニア的なラーメンですね。

特筆すべきはコピーされて広がったのが彼のラーメンの味そのものではなく彼の方法論や味に対する求道的な姿勢であるという点です。いまや東京ラーメン界をリードする清湯系の数々は僕の感想として「もうこれ以上美味しくならない」という次元で美味しくなっている。そういう店がひとつふたつじゃなくたくさんあるんですね。

佐野実のラーメンと類似するというかほぼ重なったような系統として「神奈川淡麗系」というラーメンがブーム化したことがありました。それは『くじら軒』であり『中村屋』をルーツとしたのですが、佐野実と「神奈川淡麗系」の共通するのはまずひとつめにレシピが作り手個人から発するごオリジナルの当人ラーメンであったという点です。そしてふたつめに両方とも神奈川から発祥したという点です。

ここでカメラを一気に引いて大枠の話をすると神奈川がグルメに強い、特にラーメンに強いのは中華街があるからに違いないでしょう。幕末の横浜港開港で華僑が流れこんだという背景こそが横浜を圧倒的なグルメ文明に仕立て上げた伏線だったはず。このような背景を見てみると、ある意味、新横浜にラーメン博物館があるのは必然的だといえます。

横浜で最初に発祥した特徴的な地ラーメンはモヤシあんかけがのるサンマーメンでした。これはまだ中華色が強いのですが、その後、『吉村家』の開店と分化によって爆発的に浸透したとんこつ醤油ラーメン「横浜家系」においては、もはや調理料主体の中華の要素はなくなります。

そして1990年代のラーメンブームを経過して横浜家系のこってりとは対照的であるも、これも完全に日本食といえる佐野実の出汁重視ラーメンや「神奈川淡麗系」が広がっていった。以上が大枠での神奈川ラーメンの歴史です。

ところがそういう大きな系統とは別個にガラパゴス的にポツリと根付いた地ラーメンがあります。それが平塚におけるソウルフード「平塚タンメン」です。前置きが長すぎましたが今日はいま述べた代表的な横浜ラーメンを4軒食べ歩いたのでどうせだから系譜を整理してみました。


1軒目。今年亡くなった佐野実のクオリアが宿る戸塚の『支那そばや本店』です。念願が叶いました。

2軒目は平塚の地ラーメン「平塚タンメン」発祥の店『老郷 本店』。これは怒涛のローカル感ですね。これで550円ですね。最初から酢がめちゃくちゃ効いています。これに自家製ラー油をかけて食べるのがセオリー。

3軒目。「平塚タンメン」の大本命『花水ラオシャン』は1軒目にいった『老郷』の出身。こっちの方が平塚では人気だと思います。トッピングしないとワカメがのらない分、デフォルトで400円。引き算状態で食べたかったので素でオーダーしました。
もちろんこんな↓感じでラー油アレンジを加えます。ああ、すごくシンプルに旨い。

4軒目は濃厚豚骨しょうゆ「横浜家系」の総本山『吉村家』です。
いまこの世の中には数百軒の家系ラーメンがあります。その中でも本家が認めた直系はわずかでそのほとんどが本家非公認。いずれにしてもここがそのオリジナルなのは揺るぎようのない事実。日本のラーメン史に残すべきスポットとしてあまりにも重要な場所です。

今日の『ささの葉』ですがなぜ僕がここまで真顔なのかは分からないです。
左奥から最近吉祥寺に舞い戻ってきたイリエッティ、僕、終電を逃すことくらいまるでいとわないレベルで酒好きなノザリソ、全体的に色素が薄くアルビノっぽいことでおなじみのナキョ。

このあと『谷記』で飲んでて、ふととなりにいた女の子を見たら尋常じゃなくファッションセンスがすごかったんですよ。髪の毛も服も上から下まで緑でキメてるの。いや緑と黒ね。緑に目が持ってかれがちですが、これって実は緑を生かすための黒が重要なんじゃないの?
あまりにもカッコいいもんだからガマンできずに話しかけたら飲み仲間のグラフィックデザイナー上杉さんやヒカリさんの友達で「えー!?」ってなりました。吉祥寺はこういうのがおもしろいです。
 11月18日(火) カントリーコンフォート@吉祥寺 中華そば みたか@三鷹 らーめんぺぺ@三鷹
パリクジャッシュがかなり侵食していますね。

誰も気がついていませんが僕はパリクジャッシュが世界を侵食していることに気がついている。日本にもその侵食は到達していて多くの人間の耳がオルツノーク質に変わっているし、地表を照らす日光はネルス化しています。

時間の流れ方はヨノッテトの方角へ傾いているし、エノケールのタメルファンではノスクラッチむ。パッテロータ。マカレモリーノ。ダルストムカンテ。イパ。ムパ。パナーパ。パリクジャッシュがかなりシミョーカルカム。

誰もロマトンカせんが僕はパリクジャッシュがモテーニモテーニマッス。日本にパリクジャッシュしてパリクジャッシュがパリクジャッシュ。

パリクジャッシュ。パリクジャッシュ。パリクジャッシュ。パリクジャッシュ。

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吉祥寺駅から井の頭公園へ向かう連絡路として最も人通りが多いのが七井橋通りです。

重要な道なんだけど幅員が狭いんですよね。だけどある意味それが功を奏して逆に店が密集した感じになっていて常時縁日状態になっている。特に花見の時期は進退不能なほどカオスを極めます。その七井橋通りの極めて井の頭公園に近い場所、つまり『いせや公園店』があるようなゾーンに地元民でもほぼ知らないであろう『カントリーコンフォート』という洋食屋がひっそりと佇んでいます。老夫婦が真摯に営んでいるこの店でノスタルジックなハンバーグを食べました。まさにこういうのがいいのです。

安定を極めた『中華そば みたか』で中華そばのデカネギもやし増し550円。旨すぎます。

23時に深夜なのにいつも地元民で満席な三鷹の伝説的中華屋『らーめんぺぺ』でぺぺらーめんです。
ラーメンを食べてたらさっき18時前に『中華そば みたか』で僕にラーメンを作ってくれた若大将が入ってきたのですげえなと思いました。ミュージシャンオブミュージシャンっていう概念があったけど、『らーめんぺぺ』はラーメン屋オブラーメン屋なのかもしれません。とはいっても、みんなここではほとんどが定食を食べるんですよね。僕はラーメンを食べることが多いのですがそれはとてもマイナーです。
 11月17日(月) いしはら食堂@三鷹 蒙古タンメン中本@吉祥寺
ちょっと言葉の中に入り込んで内側から外を観る感じで考えると、この↓「反省点」という文字における反省点は何か。
一目瞭然ですが、この場合、「反省点」という漢字の「点」の下のひとつの点の場所を間違えたことが反省点です。つまり、まさにこの「点」が反省点と言えます。
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はじめて『いしはら食堂』の豚汁を注文してみたところ予想どおりノスタルジックな激ウマっぷりを発揮していました。滋味がほとばしりすぎている。
最初からこうするつもりだったのですが、豚汁は下品にご飯にぶちまけました。絶対に旨いから。
夢中でかきこまざるをえないほど反則的に旨かったです。豚汁がもたらす豊潤な出汁と新米あきたこまちの官能的すぎる競演。これはもうお手上げです。

『中本』で久々にプレーンの北極ラーメン。
プレーンとはいえ、ネギダブル、野菜ましにして、バターをトッピングしました。
 11月16日(日) 朝食ボッカ@吉祥寺 田中そば店@秋葉原 エチオピア@御茶ノ水
国語力検定を受けてきました。

この問題に関して、知ってる歌はひとつたりともないですね。面食らうしかない。
だけど、文脈から勘で解いたら5問中4問当たってました。文脈さまさまですよ。

というか、この国語力検定ってのは聞き取り問題ってのがあってエッセイ的な音声を流したあとに問題に答えるってのがあったんですが、そんなもん出るの知らなかったしその問題についての十分な説明がないまま急に音声が流れはじめたもんだから動揺してまったく頭に入らなかったんですよ。これは壊滅的かもですね。そもそも、僕、ADHDなんで長めの人の話とか聴くの無理だから。でも、1回受けてもう分かったから、次回リベンジするときにテクニックとして工夫すべきはこの聞き取り問題がでかいわ。

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ハモニカ横丁朝市が今日で40回目だって。朝の9時過ぎでこの混雑っぷり。
『ささの葉』の数メートル手前の位置なんだけど進めねえよ。回を重ねるごとにパワーアップしてますがこりゃもう手が付けられないレベルの盛り上がりです。僕は数年前にこの朝市の第1回目に来たことがあるんだけどその時はほぼ無人でした。吉祥寺ブランドの伸び方はすごいなと思います。マンパワーとピンと立ってるアイデアがあればどんどん集客できる。『ピワン』のてつさん夫妻の話だと今日はテレビ局が4つも入ってるんだって。破竹の勢い過ぎますね。

で、吉祥寺最強のカレー屋『ピワン』が朝市の時だけやってる『朝食ボッカ』で粕汁とおむすびのセット。
具沢山で情け容赦なく出汁が豊潤でした。滋味ってのはこういうことだと思いますし、いつもいつも手放しで美味しいです。

秋葉原の『田中そば店』です。
僕も去年行ったのですが足立区最強のラーメン屋『田中商店』の別ブランドの店です。これは独特な表現のラーメンだけどすごく旨かったです。

久々の『エチオピア』です。
7日連続北極ラーメンを食べて、連日真夜中まで酒を浴びるように飲んだ生活のあと、色んなことが積み重なり、吐血して意識不明で救急車で運ばれて3週間入院した今年の3月以来、僕は北極ラーメンを唐辛子粘土状態の辛さ5倍で食べてないという流れで、今日は「エチオピア」のカレーも70倍じゃなくて10倍で食べました。すごく味わえるしめちゃくちゃ深みがあります。スパイスの機微が響き渡りますね。

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