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 8月18日(月) 一圓@三鷹 ささの葉@吉祥寺 ミコリン@吉祥寺 中華街@吉祥寺
むかし普通のチェーン店の居酒屋に行った時の話なんですけどね。

まあ席に座っていったん瓶ビールの注文入れてから食べ物のメニューを見てたんです。

チキン南蛮、たこ焼きピザ、山芋たっぷりお好み焼き、海老と野菜の特製ビーフン、殺人…

え?ええ!?ってなるわけですよ。二度見してもしっかり「殺人」って書いてある。
ああ、これたぶんアレですね。注文すると僕が殺されるやつでしょうね。「殺人ひとつおねがいしまーす!」なんて言おうものなら包丁やら火炎放射器やらピストルやら持った店員が現れて僕を殺すってやつ。そうじゃなければアレですよ。殺人を注文するなりなんか僕の目の前でなんちゃって殺人ショーみたいなの繰り広げられるやつでしょ。

まあものは試しで実際に注文してみましょう。僕はニコニコしながらテーブルに備え付けの呼び鈴で店員を呼びました。僕はやってきた店員に「殺人ひとつお願いします」と言ったんです。

店員は「殺人ひとつですね!どうぞ!」と言って頭を垂れました。
すかさず僕は手に持っていた斧で店員の首を斬りおとしたってわけです。

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三鷹南口の『一圓』は初なのであります。ねぎ味噌ラーメン。

今日の『ささの葉』。僕とジブリ美術館(予約制)の深谷さん。
この頃は僕も記憶があまりないのですが深谷さんもなかったようです。

この色のクジラベーコンは『ささの葉』でしか見たことがない。
ふわふわの太刀魚。すごすぎる。

このあと『ミコリン』に行って『ささの葉』にリターンしてから初対面の人を含む集団で『中華街』。アドリブが効いた夜でした。
 8月17日(日) 朝食ボッカ@吉祥寺 麺創房さくら@西荻窪 四文屋@西荻窪
「私は救世主だ!」と名乗る男が無理やり眼鏡をかけてさせようとしてくるんですよ。

もうね、吉祥寺駅北口のサンロード入り口付近で、道行く人全てに「私は救世主だ!この眼鏡をかけなさい!」と怒鳴りつけながら無理やり眼鏡をかけさせようとしてくる。明らかに頭がおかしいじゃないですか。だからほとんどの人は眼鏡をかけさせようとする男の手を振り払って無視して歩いてゆくんです。でも、中には眼鏡をかけさせられちゃう人もいるんです。

実は僕も好奇心ゆえに眼鏡をかけられてみたんですよ。だけど、度が入ってる様子もなくてかける前とかけた後に何の変化もないんですね。だから僕はその男に「この眼鏡に何の意味があるんですか?」って訊いたんだけど彼は焦点があってない目をこちらに向けて「私は救世主だ!」としか言わない。

そこに突然かみなりがなって凄まじい勢いで雨が降ってきたんです。ゲリラ豪雨なんてもんじゃない。太平洋が数千個落ちてくるような雨ですね。たちまち街は洪水になった。

ああ、これはもう死ぬしかないなと思って振り向くといきなり巨大な方舟があった。九死に一生を得たと思って僕は方舟に乗り込んだんです。で、上のデッキから街を覗くと、みんな方舟に乗り込もうとしない。なんで手を伸ばせばすぐ届くところに方舟があるのに乗り込まないのか?

まるで方舟が見えてないよう… あ!僕は眼鏡を外してみました。

するとあるはずの方舟の床が見えない。まるで透明なガラスの上に立ってるようなんですね。ふたたび眼鏡をかけると…方舟の床が見える。そういうことか。僕に続いて方舟に乗ってくる人はみんな眼鏡をかけていました。

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『名前を言ってはいけないあの店』こと『辰三』の大将が体調不良で店を閉めました。
山のような業務用のゴミ袋が店の前に出ているこの光景は少なからずショックです。
この店のカツオ刺しより旨いカツオ刺しはいかなる名店と呼ばれる店でも出会えなかった。出水のアジ、とんかつ、にゅうめん、筋子の粕漬け、しょうがあんかけご飯。大将のガラッパチで江戸っ子丸出しな口上とともに、リアクションに困るほど美味しいものの数々を出してくれた大名店。フォーエバー『辰三』。

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吉祥寺最注目のカレー屋であるハモ横『ピワン』マスターの奥さん村山由紀子さんが、先月「ハモ横朝市」のタイミングで冷や汁を出していて絶品さ加減が異常だったんですね。その後、由紀子さんと『ささの葉』で会った時に「ぜひともあれはもう一度食べたい!」とお願いしたんですが、やはりリクエストが多かったようで今回の朝一でも冷や汁を出してくれるうという快挙。ということで『ピワン』の不定期業態朝食専門店である『朝食ボッカ』です。午前9時ジャストで『朝食ボッカ』に着くなり、先客のシソロ君に「あ、吉祥寺でもっとも朝が似合わない人が来た!」と言われてしまいました。いや、朝であろうと存在してるわ!夜だけ呼吸をするような生物じゃないわ!
冷や汁はタイプが宮崎と埼玉と山形があるよう。
ご飯を入れる宮崎タイプがいわゆる冷や汁としては最も一般的で『朝食ボッカ』のもそのタイプなのですが洗練度が凄まじい。野菜、薬味の躍動感がすごいし出汁の広がりが秀麗です。特にアジのネットリとした旨みとシソやミョウガの清涼感の際立ちは感動的です。お米は「冷めてもおいしい」でおなじみの山形産つや姫を使っているとのことでした。思うに、冷や汁ってのは夏における米の食べ方として究極の手法なんじゃないでしょうか。というか「夏という季節を最大限に味方にした料理」であるというのは確実です。なおかつ、肉の動物性脂肪を回避して、魚と野菜と米だけしか使わないというのは日本食の本領的ヘルシーカタルシスの象徴であり、イメージ的にも朝食との相性は完璧だと思ったんです。もう、手放しで絶品でした!

西荻窪の『麺創房さくら』で醤油ラーメン。池袋『えるびす』出身のお店です。

そのまま西荻窪の『四文屋』でランプとイチボを食べました。
 8月16日(土) 桜新町@大八車 ふくもり@駒沢大学 たかはし@五反田 かね将@五反田 吉祥寺どんぶり@吉祥寺
一休さんが桔梗屋の前の橋を渡ろうとすると「このはし渡るべからず」と書いてありました。

一休さんは困ってしまいましたがすぐに解決策をを思いつきました。一休さんはさっそくiPhoneで鹿島建設に電話して新しい橋の建設を命じたのです。鹿島建設の橋梁設計技術はクオリティが高い。ディビダーク工法という工法を用いますが、これは川に立てた橋脚からヤジロベエの腕のようにバランスを取りながら左右に橋桁を広げてゆくという手法です。鹿島建設に限った話ではありませんが現在の橋梁設計技術は本当にすごいですね。

こうして一休さんは桔梗屋の前の橋のとなりに新たに立派な橋を設置し問題なく向こう岸へと渡ったのです。さすが一休さんですね。

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桜新町の『大八車』です。煮干し出汁がキュイーっと詰まっている端麗なラーメン。

「せたが屋グループ」の『ふくもり』は駒沢大学駅南の環七沿い。こっちは濃厚です。

サトコウイチヤング四万十川篤彦による恒例のテキストサイト同期飲みです。
みんなHTMLやってたのにいまみんなのネット活動のホームは基本的にツイッターになっています。ミシュランで一つ星を獲ってる五反田の『ぎたろう軍鶏炭火焼鳥 たかはし』。とりわさから。
やわらかくて鶏の旨みが凝縮されているササミ。
噛むたびに肉汁とともに溢れ出す幸福感がヤバい。
脂と旨みの究極のフュージョンですよ。

五反田を代表する庶民派居酒屋『かね将』の絶対的名物牛スジトマト煮。
牛ハラミのたたき。薬味もたっぷり。
庶民派居酒屋の絶対的王者たつハムカツもありました。素晴らしい。

吉祥寺に戻ってひとりで『吉祥寺どんぶり』で〆ました。
 8月28日(木) 大衆割烹はしもと@三鷹 羽前@三鷹 ささの葉@吉祥寺
「風が吹いたら桶屋が儲かる」的なことを言いたいと思って、色々考えたところ、「暴力団を追放すると暴力団が増える」というのを思いつきました。

例えば、Aという町から暴力団を追放すると暴力団はBという町に行きます。暴力団はそこで追放された悔しさから仲間を増やし勢力を拡大します。だけど、やはりBという町からも追放され、Cという町に行きます。そこでもさらに暴力団は仲間を増やすのです。

これを繰り返していくと暴力団を追放すればするほど雪だるま式に暴力団が増えてゆくのではないかと思いました。

少なくとも、追放したら追放先があるので根本的な解決にはならない。という詭弁的なつっこみであげ足を取られないためには「暴力団撲滅」というような言葉を選んだ方がいいのかもしれませんね。

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三鷹の老舗大衆割烹『はしもと』であこう鯛粕焼き&納豆定食。
ここの息子さんが自分の店を継がずにとなりの大名店『中華そば みたか(旧江ぐち)』を継いでくれたことによって三鷹の超重要文化財が続いてくれることになったのであります。しかも代が変わってからめちゃくちゃサービスも向上して旨くなってるし。

三鷹北口の『羽前』は鴨料理屋にして蕎麦屋にして山形料理屋です。人生初の鴨刺しの旨さは尋常ではありませんでした。
鶏皮餃子と鶏の唐揚げ。
味も香りも豊満なカニクリームコロッケ。とろけすぎました。
〆は絶対的に蕎麦。美味しいです。

『ささの葉』でコハダ。
そしても今日もサンマが絶望的な旨さ。
 8月27日(水) 大勝軒@三鷹 ラーメン二郎@新代田
目を白黒させるゴリラを「わっ!」と驚かすと目を白黒させます。

つまり、目が白くなったり黒くなったりを激しく繰り返すのです。ただ、その割合は決して白:黒=1:1とは限りません。

具体的にいえば、10秒の間に白:黒=23,894回:487回くらいのバラつきが生じることもあります。さらには、10秒の間に白:黒=876,388回:1回くらいの場合もあります。そうなると、ほとんどずっと目が黒いので普通の人間の動体視力では白くなったことには気がつきません。

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永福町系ながら三鷹の『大勝軒』がつけ麺をメニューに掲げました。
僕はとにかくつけ麺というものをあまり食べないのですが永福町系大勝軒は関東ナンバーワンで好きなので一度は食べないとなりません。

リニューアルした新代田の『ラーメン二郎』。
やっぱたまにはインスパイアじゃなくてガチ『二郎』を食べるのはいいです。
 8月26日(火) 大漁寿司@三鷹 ささの葉@吉祥寺 立ち食いそば さとう@三鷹
この前、禅僧がいたんですよ。

こう、床に座って座禅をひたすら組んでるんですね。で、僕は禅僧に「座禅ですね?」って聞いたんです。禅僧は首を横に振り、こう言ったんです。「いいえ。私はいま反復横飛ばずを実践しているのです。ご覧のとおり、いま私は反復横飛びをしていないでしょう?」と。

なるほど、そういうことを言うんだ、と思って、僕も修行僧の前で座禅を組みました。今度は禅僧が僕に「それは反復横飛ばずですか?」と聞いてきたんです。僕は答えました。「いいえ。いま僕はドラゴン殺さずを実践しているんです。見て分かるように僕はいまドラゴンを殺してないでしょう?」と。

禅僧が足を組み替えて僕に聞きました。「これが何か分かりますか?」「反復横飛ばずじゃないんですか?」「いいえ。これは梨を牛にぶつけずの実践です。ご覧のとおり私はいま梨を牛にぶつけていません」

僕も足を組み替えました。禅僧が「それもドラゴン殺さずですか?」と聞いてきます。
僕は答えます。「いいえ。これはみうらじゅんをリスペクトせずの実践です。ほら、僕はいまみうらじゅんをリスペクトしてません」

いっそのこと、こういうやりとりを禅問答と呼んじゃってもいいんじゃないでしょうか。

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三鷹南口の大衆寿司屋『大漁寿司』のバラチラシ。

『ささの葉』のサンマはあまりにも金色に焼きあがるのがおかしいしレベル違いで旨い。
出された次の瞬間にはこのありさま。なんでこんなに旨いんだ。

エンガワも本物オブ本物です。
ピンクのエンガワはヒラメのあかし。回転寿司屋の安価で大量に取れるカレイのエンガワとはぜんぜん違うのです。コリコリの弾力が鬼のようにヤバい。

ひとりで『立ち食いそばさとう』で〆ました。
 8月25日(月) いしはら食堂@三鷹 はるちゃん@三鷹 トゥクトゥク@西荻窪 ささの葉@吉祥寺
前にも触れましたが僕には「何者感」ってのがあるようなんですね。

グーグルで「ポックリボーイ」と入れると「何者」がサジェストされます。
これに刺激をうけて「いや、僕より何者感が強いやついるだろ!」とピンときて「ふかみとうしゅう」と入れると予想通りすぎるレベルで「何者」がサジェストされました。
深見東州ほどウィキペディアを見てよりいっそう「何者感」が強くなる人物は知りません。調べても調べても彼の素性は明らかにならない。むしろ調べれば調べるほど彼の素性が分からなくなるというマジック。これは非常に不可解な事態です。

一般的には予備校「みすず学苑」の長であるというのが認識されていればいい方ですが、信ぴょう性が保証されない肩書の多さと活動範囲の広さ、しいては胡散臭さは日本屈指だと思うのです。結局のところ、最終的なお金のフローは「ワールドメイト」という彼の宗教法人に帰結するような説明も散見されますのでそういうことなのかもしれません。

多くの肩書きの中でも彼が「戸渡阿見」の名で行っているギャグクリエイターとしての成果物はすごいです。「すごい」とだけ言っておきますがこれがそのサイトです。

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8月4日〜8月23日まで長期の夏休みだった『いしはら食堂』でしゃけ焼き納豆定食。これだ。この普通さが欲しかった。代替しがたい至高の普通さ。

三鷹南口の『はるちゃん』は地元民ご用達の昼からビール系中華屋です。まったり度が『中華そばみたか(旧江ぐち)』に通じる部分があるのですが、奇しくも元『江ぐち』で働いていたおじさんがここで働いてます。

西荻窪の『トゥクトゥク』はカウンターだけなのでラーメン屋の延長みたいなノリでめちゃくちゃ入りやすいタイ料理屋です。
ただまあ、そうはいってもタイ料理屋なので女性客が圧倒的に多い。バーミーナーム(トムヤム中華麺)が旨いですね。パクチーが好きで好きでたまらないのでトッピングでこれくらいパクチーを盛ってくれるお店は僕にとってかなり貴重でありリピートをせざるをえません。

で、この『トゥクトゥク』の至近に、冒頭で述べた深見東州の宗教団体「ワールドメイト」があります。
「ワールドメイト」の総本部はいま静岡にありますが、意外にこの宗教は西荻窪が発祥です。そういう意味では深見東州の震源地は西荻窪だといえる。また「幸福の科学」も西荻窪発祥なので、西荻窪という街自体がある種の懐の深さを持っている街なのかもしれません。

吉祥寺ハモ横の『あじあんてーぶる美酔酒(みよし)』のいわし明太子。
 8月24日(日) 中華そばみたか@三鷹 芙蓉菜館@三鷹
僕が吉祥寺に住んでいながらにして吉祥寺そのものについてあまり語らないのは吉祥寺の説明が難しいからです。

外形的な情報として吉祥寺は「東京で住みたい街ナンバーワン」として語られます。
そういう話が書いてある書籍はいっぱい読んだしweb上でもいっぱい見ました。前提として、客観的に「住みたい街度」なんてものは数値化できない以上、「住みたい街ナンバーワン」というのはメディアによるイメージ操作の産物でしかないとは思います。

メディアがつくったイメージがひとり歩きして、あとからみんながそのイメージに追いつき乗っかって補強してゆくという逆説的な構造も見えますよね。テレビや雑誌が「吉祥寺らしさってのはこういうことだよ」って定義づけるとみんな吉祥寺をそういう風に見ちゃう。「hanako」はその典型でイメージ操作に大成功したサンプルといえる。とはいえ、どうしようもなくオリジナルでネイティヴな本来的吉祥寺というものも確かにある。それはそれとして、実はメディアで語られる吉祥寺の魅力について僕が手放しでピンときて同意できたことはないのです。

いちおう僕は死ぬまで吉祥寺で暮らす予定だし住んでいて吉祥寺が好きなのですがそれはメディアが検証する理由とは合致しない。もっと感覚的なものだしそもそもこの街を好きになったのは結果論であってたまたまだったと思います。

いまとなってはメディアで語られる吉祥寺の魅力はいくつかテンプレート化しています。ひとつはアクセスの良さ。新宿、渋谷の2大ターミナル駅に15分程度で行けるというもの。しかし、僕は特に新宿にも渋谷にも直接的な興味などないしそのために吉祥寺に住もうとは一切思いません。

ふたつめに井の頭公園の存在です。都会でありながら巨大な自然圏を有しているという説明。現実的に僕が井の頭公園に行くことなんてまれです。田舎出身の人はちょっと共感してもらえると思いますが、むしろ僕は北海道にいたとき周りに桁違いの大自然に囲まれていて嫌気すらさしていたんです。そんなに緑に癒しを求めるなんて高尚な感覚はない。とはいっても高円寺や阿佐ヶ谷というある種吉祥寺の同位体のような街が実際に井の頭公園を有してないのを目の当たりにすると少々のありがたみは感じるかもしれません。

ジャズにはじまって漫画やアニメの街になったということを踏まえた「吉祥寺は文化的な街である」という文脈も、直接的に街とは関わらない実体のない字面上のフワフワした話だと思います。美味しい店がたくさんあるから魅力的というのも、美味しい店なんて商業地に行けばどこでもあるんだから何ら決定的じゃない。僕は吉祥寺の飲食店をコレクションするのは好きですが、店舗数はたくさんあれど別に吉祥寺が他の街よりずば抜けて美味しい店が多いとは思ったことはないですし、むしろ期待してない。僕は飲食店マニアだからこそそこは一番クールに見てます。

じゃあ16年間毎日のように吉祥寺にいて飽きない理由ひいては好きな理由は何かというならばそれはやはりすごく感覚的です。僕の答えとしてはずばり「ワクワクするから」としか言えない。「だから何でワクワクするんだよ」って訊かれるのは分かるんだけど、これ以上踏み込むと説明がブレるから絶対ここでストップです。何でもクソもなく吉祥寺という街はワクワクするんです。これがいまの僕が出しうる最も正確な答え。

このことは実際に吉祥寺の街に来てみれば体で感じられることです。逆にいうと、やっぱり実際に来ないと分からないですよ。ただメディアが挙げるような吉祥寺の魅力の項目に合わせれば、このワクワクは「街の回遊性」ってのが根拠になるのかな。闇市あがりのハモニカ横丁は別格ながら吉祥寺は駅周辺がかなり高密度の商店街になっている。なおかつ角が異常に多い。角の多さが回遊性に迷路性を付与して「歩くだけで楽しい」というワクワク感をあおっている気はします。特に土日の吉祥寺は「縁日の常態化」とも言うべき人々の浮かれ感で充満します。ケなのにハレというか。街そのものが浮かれてるんですよね。

いったんの結論として書いておきますが吉祥寺における「得体のしれないワクワク感」だけは16年住んでいても飽きない要素です。吉祥寺はワクワクするんです。

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むかし千代紙の美しさに翻弄されて造った(描いた)絵です。

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三鷹の『中華そば みたか』でもやしチャーシューデカネギ生卵。めちゃくちゃ旨い。

おそらく三鷹で最も攻撃的な四川中華である『芙蓉菜館』の担々麺。
とにかく麻婆豆腐が暴力的な辛さで評判の店ですが、ジブリ美術館の深谷さんがここの担々麺を推していたので食べてみました。辛さがキリリとした丁寧な作りの担々麺で旨い。スープ完飲まで一瞬でした。
 8月23日(土) ささの葉@吉祥寺 龍2@吉祥寺 ミコリン@吉祥寺
人間には五感がありますね。

その中に嗅覚というものがあります。実は嗅覚にはさらにいくつかの種類の嗅覚があるのですが今日はその中のノルホイド嗅覚について説明します。

ノルホイド嗅覚というのは真言宗の開祖である空海が復活したときのニオイを感じる嗅覚です。空海が復活したとき以外においてこの嗅覚は機能しません。空海がこの世に復活するとき、僕たち人間は日本人に限らず独特のニオイを感じるのです。そのニオイを嗅ぎ分けるのがノルホイド嗅覚というわけです。

もちろん一度死んだ人間が復活するということはありえませんので、結果的にノルホイド嗅覚が機能することは永遠にありません。そういう意味でノルホイド嗅覚は「無駄な嗅覚」なのです。

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『ささの葉』の刺し盛り。ベーシックに超越的。
これを今秋何匹食べることになるのでしょうか。絶品すぎるサンマ。
深谷さんオーダーのイカめし。
 8月22日(金) クラインガルテン野良坊@あきる野
秋川に川遊び&バーベキューキャンプに行きました。

いつ流されてもおかしくないほど急流ゾーン
きっかけは8月12日に『ささの葉』で飲んでいたらたまたま隣にいた「名前を言ってはいけないあの常連」さん(以下ボスと表記します)に来週金曜日1泊でキャンプ行こうと言われたことです。

宿泊した秋川沿いのクラインガルテン野良坊



バンガロー内部(キャンプなのに仕事をする照沼くん)
そしてあれよあれよという間に、これまたその時たまたま隣にいた照沼君と3人で行こうという話になったわけです。ボスは『ささの葉』において最もミステリアスかつ豪快な人物です。人生経験の積み方やその哲学がとてつもなくダイナミック。その生きざまを見れば彼に惚れない男はいない。特にその豪放磊落すぎる経歴や遊びっぷりはここに書けるようなレベルじゃないので控えますが、『ささの葉』で飲んでる時点で「このあと北海道行きませんか?」と真顔で言うし実際にそういう人生を送っているのでもう何か色々レベルが違う。肩書で人付き合いするのを望んでないということで職業などもいっさい明かしません。何から何まで(誤用の方の意味で)破天荒。

ジューシーホタテ
ボスはいかなるトピックにおいて何を言っても説得力があるんですよね。社会のルール以上に自分の経験や直感や価値を優先してるし、修羅場をくぐり抜けてきた人の言葉のおもしろさや重みは筆舌にしがたいほど迫力がある。自分に対しても他人に対しても底抜けに優しく底抜けに厳しい。『ささの葉』のあらゆる常連の中でボスは僕が最も「畏怖」する存在です。

バーベキューの食材はすべてボスが用意してくれました。キンキンに冷やして食べる野菜の驚異的な旨さ。
この調理料の充実っぷり。圧巻すぎる。

主役の肉は五島列島「阿藤牛」A5の肉。超絶な贅沢っぷり。

ひたすら飲み続けて、これ↓が
これ↓でした。
 8月21日(木) リトルスターレストラン@三鷹 ささの葉@吉祥寺 王華@三鷹
エホバの証人が輸血を拒否して命を落とす事例があるという事実をもって「やっぱ宗教やってるやつは頭がおかしい」と論理展開することは死ぬほど容易です。

ただ、たかがタブーなんてもんは恣意的じゃないかと思いますね。
たとえば雪山で2人で遭難して1人が死ぬとする。そこで腹が減ってどうしようもなくなった場合、自己保存のためにそいつの人肉を食うかどうか。前提として、日本において他人の肉を食べる行為が違法がどうかを調べまくってみたところグレーながらもノー規制寄りという印象をえました。ただ、遭難時のこの場合は緊急避難として正当化されるという見解が多かったです。

少なくとも、ネットでさんざん話題になりましたが、2012年6月に杉並区で開催された「男性器を食べるイベント」は違法判定をくらってませんよね。くらってないと言っても事例が少ないだけで法の手が触れにくいゾーンにあるだけというのが僕の印象です。つまり、まあ、単純にまだまだグレーなんすよこれは。監視が多くなって問題視する人が増えれば牛レバや豚レバのように多角的にアレコレ理由がついて明確に規制の対象になりえます。

話を戻して、遭難時に死体を食べることをタブーと思って食わないで死ぬとすれば、エホバの証人が輸血拒否して死ぬ話と別に変わっちゃいないんじゃないかと思うんですよね。確かに死体の肉を食べて救助されるまで生き残ったらそれはまるで正解です。一方で、「死人なんかキモくて食えるか」と言って食べずに飢え死にしたって正解なんです。僕自身は人の死体なんてキモくて食べないと思いますが、それは人によって違うわけで、その辺の倫理観は統一されるものじゃないと思います。

「輸血さえすれば生きられたのに輸血を拒否するのは狂っている」という論理と「死体の肉を食えば生きられたのに食わないで死ぬのは狂っている」という論理は雁首そろって典型的な「生きていること至上主義」にあぐらをかいた一方的な理屈でしかないんです。

まあそうはいっても僕はたまにキリストの肉を食ってますけれどもね。もつ焼き屋の『カッパ』で。

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三鷹の『リトルスターレストラン』で豚の香味焼き定食。理路整然としていて美味しい。

『ささの葉』でいきなり直球のクジラ刺し。
大トロ刺しの旨さたるや。
だがサンマが最も旨い。これは毎日食える。頭がおかしいくらい旨かったです。

ひとりで三鷹の『王華』の味噌ラーメンで〆ました。最高すわ。
 8月20日(水) こんがり亭@三鷹 オーケストラ@西荻窪 らーめんぺぺ@吉祥寺
「四捨五入」という概念がありますね。

4より下は切り捨て5より上は切り上げる。これはある意味数字を冒涜している行為にも思えますね。本当は4であるものを0にして本当は6であるものを10とする。これは非常に横暴なんです。

せめて4以下を切り捨てることだけは避けたいですね。4以下の数字に切り捨てられる苦しみを与えたくないんです。僕は切り捨てるのでなく成仏させてあげたいんです。

つまり僕が提案するのは「四成仏五入」です。
もし成仏させてあげなければ切り捨てられた4以下の数字は浮かばれずに地縛霊と化してしまう。むしろジバニャンと化してしまう。だけどジバニャンは可愛いからまあいいか。可愛いというより金になるじゃないですか。経済効果が期待できるんです。そういう大人の発想が必要でしょう。企業の利益があがれば庶民の給料もあがって暮らし向きもよくなるんですから。じゃあやっぱいいや。「四成仏五入」じゃなくてもいいや。「四成仏五入」キャンセルね。「四捨五入」続行ってことで。ジバニャン優先ってことで。ジバニャンは金になるから。

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三鷹の老舗洋食屋『こんがり亭』のハンバーグは昭和感たっぷりの逸品です。

西荻窪の『オーケストラ』でポークビンダルー。

日付が変わる直前あたりで『らーめんぺぺ』の味噌らーめん。旨い。
 8月19日(火) 支那そばあおば@武蔵境 カッパ@吉祥寺 ささの葉@吉祥寺
猿を見せると電柱を生やすゴリラをご存知でしょうか。

このゴリラに猿を見せるとその近くで新しい電柱が1本ドーン!と生えてきます。ただ、1匹の猿につき1本の電柱しか生えません。同じ1匹の猿を数回このゴリラに見せても1本しか生えないのです。

逆にいうと、100匹の猿をこのゴリラに同時に見せた場合、その付近に100本の電柱がドドドドド…!と生えてくるのでかなり危険です。当然に死者が出るレベルで危険なのです。

また、電柱が生えるのは、生きている猿を見せた場合のみに限られます。死んだ猿をこのゴリラに見せても電柱は生えません。なので、逆に、生きているか死んでいるか分からない猿の生死を確認したいようなことがあればこのゴリラに見せてみればいいでしょう。電柱が生えれば猿は生きているし、電柱が生えなければ猿は死んでいます。

また、見せる猿の強さによって電柱の太さが変わります。子猿を見せたら細い電柱が生えるし、ボス猿を見せたら極太の電柱が生える。危険なのは尋常ではないくらい強い猿を見せることです。具体的には、孫悟空クラスの猿を見せると、地球と同じくらいの太さの電柱がマントルから生じるため世界が滅びます。

ただ、なぜこのゴリラに猿を見せると電柱が生えるのかについては解明されておりません。

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『支那そばあおば』のネギラーメン。絶対的鉄板ですわ。
結局のところ、『あおば』の全メニューの中でこれが一番好きだと思います。

久々の『カッパ』。
もう8時前に来たらレバ刺しは当然ないという事態。僕が初めてこの店に来た時よりもずっと人気が苛烈になっていると思います。旨さはまったく変わらない。

今日の『ささの葉』。一片の迷いもない真亜子スマイルです。
今年初のさんまの塩焼きに立ち会えました。マスター早いなあ。
今日も、ポクポクライフを見て『ささの葉』に初めて来たという方がおりましてそれはやはりうれしいのです。

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