ポクポクライフトップへ
過去ログインデックス

 3月29日(木) 蒙古タンメン中本@吉祥寺
七福神の中に紅一点の「弁財天」ってのがいますね。いわゆる弁天様です。

こう、色々なところに行く中で、僕自身が撮った「弁財天を祭る神社」の写真がいくつかあるので、ちょっと遡ってまとめてみました。そして、こう、弁財天が祭られてる場所には必ず「ある法則」がある。
 
左:広島の「厳島神社」 右:江ノ島の「江島神社」
「厳島神社」の写真は2008年5月に広島へラーメンツアーに行った時に撮ったものです。「江島神社」の写真は2011年4月に思いつきで江ノ島に行った時に撮った写真。
 
左:上野不忍池の「弁天堂」 右:吉祥寺井の頭公園の「井の頭弁財天」
「弁天堂」の写真は先月散歩で上野を通った時に撮った写真。「井の頭弁財天」は地元だからしょっちゅう目にしますが、これについては去年の2月に撮った写真です。

日本橋の「水天宮」
荒っぽい弁財天がいる「水天宮」も先月の散歩で撮りました。

「ある法則」がありますね。広島「厳島神社」は潮の満ち干きが名物の神社。「江島神社」がある江ノ島も海に浮かぶ島。上野の「弁天堂」は蓮の池に囲まれた島。「井の頭弁財天」も弁天池に囲まれている。「水天宮」は、かつて海に沈んで死んだ昔の偉い人を祭神にしてて、神社の名前に「水」が付く。要は、全部「水」が関わっている。話は簡単で、「弁財天が水の神だから」で、「弁財天がいるところには必ず水が関わっている」ということになる。ただ、先日、赤坂の豊川稲荷にあった弁財天を見た時は笑いました。

豊川稲荷
川とか海とか池とか自然環境で水がないから、人工的に水っぽい環境を作って弁財天を祭ってた。


『中本』で北極ラーメンを食べました。
 3月28日(水) 寿栄広@三鷹 元(はじめ)@三鷹
この前、『鳥貴族』で飲んだ時のレシートが財布から出てきた。
完全な「飲兵衛あるある」だけど、合計4,990円の会計の内、3,528円が酒代です。
ちなみに、この淡麗(大)の量をネットで調べたら1杯700ミリリットルということなので、それを2人で12杯(8.4リットル)飲んだということは、この店だけで、1人につき4.2リットルのビールを飲んでいるということになる。僕は、少なくとも1日3リットルのビールを飲む、という生活を10年以上続けており、頻繁に記憶を失うという生活を続けていますが、やはり、記憶を失うラインというのは3リットル〜4リットル付近あたりなのは確実だと思います。

『寿栄広』のマグロ2種5点盛り。
いつも言ってますが、これで1,000円は価格破壊というより異常事態です。
大トロだろうと赤身だろうと全部一切れ100円で食べられる。
もし、僕が大学生だったら赤身なんて注文せずに大トロだけを10切れ食べたんじゃないだろうか。

2軒目は三鷹の『元(はじめ)』。
 
メニューが一人飲み仕様なのが素晴らしい。鍋でさえ一人前からOK。というより、一人前がデフォルトで、二人前を想定してない。
 3月27日(火) 辰三@三鷹
三鷹の『辰三』で食べたメバルから出てきた、鯛の鯛(肩甲骨)。
上の玉は、メバルの目玉の不透明な部分をかじって水晶体にしたものです。この水晶体を穴に置くと、まるで原型の比率を保ったまま小さくなったメバルのように見える。というのを80歳超の大将がうれしそうに教えてくました。

「春だから旬のメバルが食べたい」と思ってた矢先に『辰三』にメバルが入ってたので狂喜しました。

春告魚メバルの煮つけ
しかも、さらに旬のタケノコまで添えられていましたので出来過ぎもいいところです。そして、やはり、初ガツオです。

初ガツオ
『辰三』の初ガツオはマグロと見間違えるほど赤が映える。
「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」は5月の江戸をうたった俳句なので、3月の初ガツオは猛烈に早い。まだ、主要な魚群も東京あたりまで全然上ってきてないと思われ、むしろ、東京で言えば4月、5月が初ガツオの本領発揮となるかと思います。秋になって北から戻ってくる頃には、逆に脂が乗っちゃうのがもったないってくらい、初ガツオのあっさりっぷりは良いです。

マユモーが「メバルの煮汁で煮こごり作ったら美味しそう」と言うやいなや、大将が「やってみるか!」と煮汁を冷蔵庫にぶち込みました。ただ、やはり、ゼラチン質が足りないようで、普通の煮こごりのようには固くゲル化しない。
 
メバルの煮こごり カキフライ
しかし、『辰三』は旨い。大将が「うちは他の居酒屋よりはちょっと高いかもしれないけど本物しか出さないよ」と言うとおり、その辺の居酒屋とは別次元のものがでてきます。吉祥寺の『ささの葉』のように。

これはオフレコだとして、仕入れの領収書を見せてもらったら、養殖ものは入れずにあえて7倍ほども高い天然ものを入れてたりする。「この美意識がすごい2012」です。裏を返せば、「本物しか出してないのにこの値段はべらぼうに破格」ということになる。ここで出されるものを銀座とかで食べるとえらいことになりそう。

魚介の値段はその日の築地の相場に大きく左右されるので、店で出す値段も毎日変わる。前回1,000円だったものが今日は800円だったり、その逆だったりする。つまり、大将は、毎日、黒板のメニューや値段を手で書き換える。これはすごい。僕なんかは3日に1回とか1週間に1回書き換えるのでもすげえ面倒くさいと思うんですよね。誰もが面倒だと思うから、こういうお店って、普通は「時価」と表記するか、わざと値段を書かないようにする。ただ、大将は、「時価ってのはお客さんに失礼だよ」ってことで、毎日、値段を書き換えてる。いま風に言えば、これは紛れもなくアカウンタビリティーに配慮した哲学です。やはり、「この美意識がすごい2012」です。
 3月26日(月) ゲツメン@吉祥寺
つくづく、AKB48卒業の「卒業」という言い回しが狡猾であると感じるのは、それが「芸能界引退」なのか「ソロデビューへのステップ」なのか、そういう明言をガチガチに避けて未来に余白を設けるからです。

いずれにしても、AKB48は瞬間的に一度AKB47となるのですが、僕が思うに、上島竜兵がセンターとしてAKBに加入することは間違いないと思います。少なくとも、大島優子をそのまま繰り上げてセンターにするというシナリオは安易だと考えるからです。やはり、この手のビジネスがマスメディアを舞台にする以上、「意外性」というものがないと人の関心は集まらない。だからこそ、僕は「AKB47+上島竜兵」というユニットが秋元康の頭にあると読んでいます。反射的に、このことは上島竜兵がダチョウ倶楽部を脱退することを意味しています。となると、ダチョウ倶楽部に空いた穴を埋めるのは誰か。そう、前田敦子しかいないのです。

だから、この「卒業」というのは「芸能界引退」でも「ソロデビューへのステップ」でもなく、AKB48とダチョウ倶楽部のメンバートレードであると推理します。


4月いっぱいで『ゲツメン』が閉店するというので、最後にもう一度食べに来ました。
塩ラーメンにパクチーをトッピング。ものすごくアジアンな塩ラーメンは思いっきり王道から外れてるけど、この手のキワモノラーメンとしては美味しい。
 3月25日(日) とんかつ むさしや@両国 魚河岸日本一@吉祥寺 鳥貴族@吉祥寺 ホープ軒@吉祥寺
両国に行って来ました。今日はこの街をひたすら練り歩きます。

旧安田庭園から見た両国国技館
向こうに見えるのが両国国技館ですが、日本の国技というのはもちろんフィギュアスケートです。
  
僕が今日見ただけも6つありましたが、両国は東西南北に「部屋」というものが点在しており、普段、そこでフィギュアスケートの選手たちが住み込みで練習をしています。浅田真央や安藤美姫などはこの「部屋」で徹底的にジャンプの技術を磨き上げるのです。

『忠臣蔵』でお馴染みの吉良邸跡地です。

AKB48発祥の地
ここに47人の赤穂浪士たちが襲撃し、吉良上野介を無理やり仲間に加え、合計48人として日本史上初となる「AKB48」を結成した由緒ある場所です。

また、両国は色んな人が生まれた場所であります。
とりあえず、葛飾北斎生誕の地に行ったら、それを示す立て札のインクが落ちており、いい具合のやる気のなさに笑いました。
 
一方で、勝海舟生誕の記念碑は石でできていてめちゃくちゃ立派です。

北斎や勝海舟はともかく、「寿司発祥の地」はすさまじくテンションが上がります。
いまとなってはもう、鮨を思わせるものなど何一つなく、すげえ殺風景でビルしかないけど。
 
江戸前寿司発祥の地
いま、日本人が普通「寿司」として食べてるものの原型はここで生まれました。それまで、作るのにすっごい手間のかかる押し寿司とかなれ寿司のようなものはあったけど、江戸前寿司のようにシャリの上に手っ取り早くそのまま寿司ネタを乗っけて食べるような、短気な江戸っ子の気風に合う寿司はなかったのであって、それが、1830年前後に、ここで誕生したということになります。このいわゆる江戸前寿司を発明したのが華屋与兵衛です。この名前は単なるチェーンの和食レストランの店名だと思われがちですが、華屋与兵衛は江戸前寿司を生んだすごい人です。初めてワサビを寿司に使ったのも華屋与兵衛なので、めちゃくちゃすごい人ですね。「いままさに、僕は今日も日本中で、いや、世界中で大量に消費されている寿司が生まれたその場所にいるのだ」と思うと、テンションが上がりすぎて思わず自殺するところでした。

そうとう久しぶりに来た「江戸東京博物館」。
 
以前、僕が来たのは曙の断髪式を国技館に見に来たついでにポンペイ展を見た以来です。
 
これも文句なくおもしろいです。「江戸」がドーン!ってこっちに来る感じ。そういう臨場感です。AKB48風に言えば、「どんどん近づくその距離にMAXハイテンション」です。


『とんかつ むさしや』の両国店。
ヒレとロースのミックスです。

江戸前寿司発祥の地に行っておきながら寿司を食べないなんてことは考えられない。
 
吉祥寺の立ち食い寿司屋『魚河岸日本一』。ここは握りたてをバシバシ出してくれるのでひたすら旨い。

ゲル博士と道でばったり会ったので『鳥貴族』に飲みに行きました。
 

夜中の1時に『ホープ軒』で〆ました。
 3月24日(土) 三歩一@高田馬場
街を歩いていると、良い感じにえげつない「1000円自動販売機」を見かけます。
 
運が良いと任天堂DSとかデジカメが当たるっていう大人のための高度なガチャガチャ。少なくとも、僕は、吉祥寺、中野、三ノ輪でこの自販機を生で見ました。写真は三ノ輪で見たやつです。この怪しさはとても開き直ってると思います。
もう、何か「楽天」の広告と同じようなにおいがする。


高田馬場の『三歩一』の鶏そば。
ストイックに鶏をゴリ押しする麗しいラーメン。
 3月23日(金) ZEN@吉祥寺 ほまれ@吉祥寺 吉祥寺どんぶり@吉祥寺
「舞の海」「千代の富士」「水戸泉」「貴乃花」に共通するのは「どれも力士である」という事実以上に、「どれもアクセントが同じである」という要素が勝ちます。

実に、四股名が5文字の力士のアクセントはだいたい同じだということに気がついたわけです。つまり、これを逆算すると、力士の映像を頭に浮かべながら、この「タタタタタ」というアクセントに当てはめて5文字の単語を読めば、どんな単語も力士っぽくなるという法則を見出しました。

さらに言えば、「タタのタタ」というように3文字目を「の」にするとよりスムーズに力士らしさが出ます。実際にそのように読むと、「風の谷」でさえも力士っぽく聞こえてくる。そこには「風の谷のナウシカ」のノスタルジックな雰囲気はもうありません。

もっといえば、この音声的ゲシュタルト崩壊を発展させると「抱きまくら」でさえ力士っぽく聞こえてくるでしょう。さらには、「ピザハット」や「おーいお茶」でさえ、力士っぽく聞こえてくるのです。「マジで恋」や「する5秒」でさえ、力士っぽく聞こえてくるのです。


久々に『ZEN』で飲みました。
 
で、『ZEN』の向かいに新しくオープンした『ほまれ』で飲んで、最後は、『ほまれ』の向かいにある『吉祥寺どんぶり』で〆ました。卓球のラリーのような動きです。
ニンニクをドカッと盛る。こういうところのニンニクは業務用だからそれはそれで素晴らしい。
 3月22日(木) 鳥藤@吉祥寺東急 洞@三鷹 田毎@西荻窪 よね田@西荻窪 美舟@吉祥寺
今日のヤフーニュースの見出し。
ある女子高生を遺棄」ってどんだけブラックなダジャレなのでしょうか。


吉祥寺東急でやってる「江戸老舗展」に親子丼で有名な築地の『鳥藤』が来ていたので食べました。
親子丼ってこんなに旨いんだっけ?と思いました。

三鷹の「かたらいの道」に『洞』という店ができておりました。
 
洞窟を模した店構えからして、吉祥寺の『洞』の関連店だと思って聞いてみたら、「吉祥寺の店を閉めてこっちに移転してきた」とのことでした。

西荻窪の『田毎』。
 
西荻窪の南口一帯はものすごく西荻窪っぽい雑多さがあるのですが、その喧騒からちょっと南にいったところに、別の意味で西荻窪っぽいこういう店もある。おでんが主力の渋い店。『闇太郎』のハードルをちょっと下げた感じでとても良い。
 
トイレの貼り紙は詠み人知らずの小粋な便所川柳。

かずき君の飲み会に勝手に割り込みました。西荻窪の知る人ぞ知る奇跡の肉の名店『よね田』。
 
断りもなく人の飲み会に割り込むというのは、野暮どころの騒ぎじゃございませんが、『よね田』の白レバーは今日も壮絶であり、酔っぱらいながらJAZZのアドリブのように初対面の人と飲むのはめちゃくちゃおもしろい。ていうか、かずき君の笑い声がでかすぎて店の外まで容易に響いてきてました。

この後、吉祥寺の『美舟』にいた映像の記憶はあるのですが、何をしゃべったかとかそういう記憶は一切ないです。あまりにも完璧にないです。
 3月21日(水) 蒙古タンメン中本@吉祥寺
駄菓子屋に売ってるビールのジュースみたいなやつと本物のビールの泡を比べてみたい。
発泡性が高そうなプレミアムモルツと比べてみましょう。
 
左が3度注ぎで精一杯泡を盛ったプレミアムモルツで、右がビールのジュース。
 
左:プレミアムモルツ 右:ビールのジュース
高さ的には同じくらいでしょうか。右のビールのジュースの泡は不自然なほどキメが細いし発泡力が異常です。色としては、やはり、左の本物のビールのほうが黄金色に輝いており美味しそうに見えます。

ドリーム坊や(8歳)
こう、ビール本なんかを読みますと、ビールを飲むのが上手い人は泡を壊さないように泡の下に唇をくぐらせてビールを飲むので口の上に泡のヒゲができる、ということがよく書かれていますね。


『中本』で北極ラーメンの辛さ3倍を食べました。
麺少なめ、野菜マシ、ネギトッピング、卓上唐辛子。
 3月20日(火) ラ・クレアトゥーラ@吉祥寺

ドリーム坊や(8歳)語録:「小学校が6年生までって常識?」

*****

ふと、財布を見たら、アバンギャルドな様態を呈する千円札が小銭入れゾーンに入ってました。
昨日、酔っ払ってやったのだと思います。身近なものが身近じゃない形態になってるのはちょっと刺激になって良いです。


『ラ・クレアトゥーラ』に行きました。
 
だいたいの食べ物がだいたい旨いけど、格式ばったイタリアンなので弾けるわけにはいかないです。
 
 3月19日(月) いろは亭@中野 第二力酒蔵@中野 カッパ@中野 ささの葉@吉祥寺 富士そば@吉祥寺
つけ麺のスタイルをもっと進化させたいんですよ。

いまのつけ麺っていうのは冷たくしめた麺をスープに入れるのでスープがすぐ冷めてしまう、っていうネックがあるんで、まず、そこを改善すべきなんですよ。具体的には、あつもりをベースとして麺を冷やすのをやめるってことです。熱い麺を熱いスープに入れればスープは冷めないんだから。

で、次の問題は、いちいち麺をスープに浸す、という無駄な過程をどう解消するか、ってことだと思うんです。それを解消するには、最初から麺をスープの中に入れるという方法が考えられる。そうすれば麺は最初から熱いスープに浸されていてスープも冷めにくい。って、それラーメンやないか〜い!!!


今日の1軒目。中野の『いろは亭』。
中野でうなぎといえば、真っ先に『川二郎』なのですが、30年選手でこういう店もあるのが中野の恐ろしいところだと思います。中野は居酒屋のひしめき方でいうと吉祥寺よりもぜんぜん激しいんじゃないでしょうか。ただでさえ、中野区ってのは豊島区と人口密度の高さで日本一を競り合ってます。満席で大盛況状態だった『いろは亭』ですが、女将さんに「注文いいですか?」って聞くと、忙しすぎて「ダメです!」って言うから笑ってしまった。最初の2回くらい「ダメです!」って言われた。気風が良くて爽快です。ここはすっぽん料理も相場的に破格なのでまた来たい。

何はともあれ、江戸っ子にとって最強クラスの縁起物である初ガツオが食べたい。江戸じゃ、「初ガツオを食べると75日寿命が延びる」って言われてたほど縁起が良い。この前、三鷹で食べた『辰三』の初ガツオが旨すぎたのが良くなかったんだけど、そもそも、今日は「中野あたりで初ガツオ食べようや」ってことで来たのに、『いろは亭』で浮気をしてしまったんすよね。で、まあ、狙いをつけてた『魚屋よ蔵』も『おかやん』もやってなかったので、ベースに立ち返り、中野を代表する魚居酒屋の『第二力酒蔵』に来ました。しっかり初ガツオが一押しメニューになってる。

初ガツオ:縁起の良さレベル★★★☆☆
ここは2009年6月27日にマユモーと来てました。あの時、マユモーが『デイリーチコ』でべらぼうに重なってる8段ソフトクリームを食べてたのが強烈に印象に残ってる。

中野の『カッパ』に来ました。これで、吉祥寺、荻窪、中野と全ての『カッパ』をコンプです。
 
『カッパ』の吉祥寺店は繁盛店どころの騒ぎじゃない店であり、「ポクポクライフ」のロゴに載せてるほど完璧な僕のホーム居酒屋ですが、吉祥寺店ほどじゃないにしても荻窪店もいつも人が入っている。ただ、中野店だけが常に閑散としてます。肉の仕入れ先が同じで、込み入った調味なんかしないもつですから、どこで食べても味に大差はないんですが、こういうのはやっぱ雰囲気ものなんじゃないかと思います。もっと言えば、数年前までは武蔵小金井にも『カッパ』はあったんですが、僕が知った時点で店主が相当な高齢でした。いま思えば、行かなかったことがめちゃくちゃ悔やまれます。さらに言えば、1966年頃には西荻窪に『カッパ』があったんですが、実は、それが立ち退きで移転したのがいまの吉祥寺の『カッパ』ですし、あのですね、『カッパ』の話を本気で始めるとめちゃくちゃ長くなりますが、いま90歳にもなる店主の蔡顕堂さんってのは19歳の時にもともと台湾から機械工として日本に来た人でですね、まさかこう、大空襲みたいなことになって、東京が激動するなんてことは、ってこれ、完全に長くなるので止めます。

これは、僕にとっては衝撃映像でありました。右に「吉祥寺店カッパより」って書いてある。

祝額:縁起の良さレベル★★★★☆
この「祝額」も商売繁盛を願って縁起をかつぐツールですね。こういう死文化みたいな手法をドーン!と見せつけてくるのが粋だと思います。きょうび、どんな新店に行っても、「祝額」なんてものにお目にかかれることはそうそうない。

3軒目は吉祥寺に戻って、ハモニカ横丁の『ささの葉』。
 
北沢君(手前)とヒョッコリ君(奥)のツーショットが珍しい。
『ささの葉』はもう説明不要の無敵の店です。いやはや、ここで、あろうことか「ラッキーヱビス」を引きました。人生初の「ラッキーヱビス」です。

ラッキーヱビス:縁起の良さレベル★★★★★
600本に1本の確率。縁起が良すぎるので、就活中の北沢君がこの空き瓶を持ち帰りました。そして、「ラッキーヱビスが出たらもう一本ヱビスビールがもらえる」という『ささの葉』ルールで、もう1本ヱビスビールをもらったのでした。

『富士そば』できっちり〆ました。
 3月18日(日) 中華そばターキー@護国寺 梅もと@池袋 龍昇楼@三鷹
今日の散歩で印象に残った写真。

1つめ。「目白不動尊」付近にある横断歩道の距離の短さが常軌を逸していました。
 
事実上、3歩で渡れる距離なのに「歩行者用押しボタン」付きの信号も設置されている。
いままで見た中で、最も短い信号付き横断歩道でした。直近に小学校があったので、色んな事情でこういうことになっているのではないかと推察します。

次に印象に残ったのは、どっかの会社の敷地内にある社長っぽい像です。
あまりにも殺風景な背景だし、そもそも像を設置するために確保されたスペースも唐突な感じがして良いです。

これも良いですね。れっきとした寺です。「真言宗 観音寺」。
 
これほどスタイリッシュな寺は滅多にない。仏陀とかぜんぜん関係なさそう。
近頃は、デザイナーズマンションという様式美にこだわったというか奇をてらったマンションも増えていますが、この場合は、いわばデザイナーズテンプルとでも呼ぶべきでしょう。

*****

今日の江戸散歩は護国寺スタートです。
 
そもそも、最近、僕は散歩する度に、一日に神社仏閣を5つも6つも巡るハメになってますが、それは別に僕が神社仏閣が好きだということではなく、江戸のことを調べようとすると、どうあがいても神社仏閣が絡んでくるので惰性で行かざるを得ない。

もうね、江戸時代の政教分離してないっぷりは壮絶ですからね。ていうか、武家だろうが町人だろうが神社仏閣が生活に近すぎです。とにかく、行った神社仏閣の写真を逐一アップしたり報告してると、このサイトが神社仏閣サイトになってしまうのでそれは避けます。

「雑司が谷霊園」とか「東京音楽大学」などを見ながら東南へ向かうと、「鬼子母神堂」があります。
 
今日はたまたま「手創り市」ってのがやってたので、めちゃくちゃ混んでる。
ところで、写真の「鬼子母神」の「鬼」の字って上の点がないですね。つまり、「鬼」なのにツノがない。何でツノがないか、ってのをドリーム坊や(8歳)が音声で説明します。

ドリーム坊や(8歳)が説明する「鬼子母神の『鬼』という字にツノがない理由」(MP3)

「鬼子母神堂」の南にあるのがこの「のぞき坂」です。
 
左:上から 右:下から
ここは「東京都内で最も急な坂」と言われています。

「江戸」という角度だけじゃなくて、「坂」という角度で街を見るのも散歩の醍醐味だというのは痛感します。これは、この辺りの高低差が視覚的に分かる地図なのですが、「のぞき坂」の辺りが完璧に崖のようになっているのがモロに見てとれる。
こう、「勾配」を基軸に東京を俯瞰するという視点もおもしろい。
東京ってのは、「川は低いところに流れる」っていう当たり前のことも意識できないくらいに建物が邪魔して地形の理解を妨げるわけですが、こう、建物なしの素っ裸の地形に対する憧憬ってのは、あって然るべきでしょう。

*****

今日の1軒目。
 
「雑司が谷霊園」のちょい南の住宅街に突如現れるディープな昭和中華屋『ターキー』です。
ものすごく旨かったです。

2軒目は池袋の『梅もと』。
いまのつけ麺ブームよりずっと前からつけ麺を売りにしてた地元民系のお店です。『鬼子母神』のイメージが強いので、この散歩に合わせて行ってみたら2009年に池袋にちょい北上移転してた。けど、行った。

3軒目。三鷹の『龍昇楼』の担々麺。
これは色々欲張った担々麺だと思います。
 3月17日(土) 麻辣麺荘@東京テレポート 元祖寿司駅前店@吉祥寺
今日は朝から完璧に雨であり、そこにこじつけて今日のテーマを「水」にします。

どうせなら、今日が「水曜日」だったらもっとこじつけられたのかもしれません。
しょっぱなに来たのは、お台場は有明の「水の科学館」です。
 
東京都が運営する科学館。
普段、人が飲んでる水道水ってのは、まあ、川から採ってるんだけど、じゃあ、その川から採った水ってのは、具体的にどういう仕組でどういう処理を経て家庭の蛇口に到達してるのか、ってのが分かったりする。

次に、水道橋まで戻って、「水の科学館」と同じく、東京都が運営する「水道歴史館」に来ました。
 
写真の右ですが、江戸時代はこんな感じで上水が地下に張り巡らされていた。

これが「水道橋」の語源になった神田川に掛かる神田上水の木樋です。
めちゃくちゃローカルな話になりますが、吉祥寺を擁する武蔵野市ってのは、いわゆる「利根川水系」とか「荒川水系」とかに関わるような東京都が供給する川の水の話になるとスルーされる。ほら、こんな感じで無色になる。
つまり、吉祥寺(武蔵野市)は東京都にありながら、東京都の水道の話の蚊帳の外にあるのです。ほら、武蔵野市のパネル押してもこんな表示が出てくる始末です。
「ざんねん!君の家は東京の水道じゃないみたいだ」だって。
いやいや、吉祥寺は東京だよ!っていう話になりますが、実のところ、確かに、東京都としては「君の家は東京の水道じゃないみたいだ」以上のことは言えません。管轄外だから言えないというか、言う立場にない。

なんでこういうことになるかというと、このペットボトルを見ると分かります。これは武蔵野市が出してるペットボトル。
 
注目すべきは、原材料名の「井戸水」です。つまり、吉祥寺(武蔵野市)の水は、東京にありながら東京都が供給する水に頼っていない。自分のところで採れるミネラル豊富な地下水を利用してるということです。東京だとこれはかなりレアです。こう、「吉祥寺の水は蛇口から飲んでも旨い」というのが吉祥寺サイドのアピールになっています。ただ、厳密にいえば、8割が地下水で、残りの2割を東京都から買っています。

奇しくも、水道橋のとなり駅である御茶ノ水駅にも「水」がつきます。
これは丸の内線の車両が中央線の下のトンネルから出てくる様子ですが、「地下鉄なのに地上に出る線路」という立ち位置でかなりの名所だと思います。


お台場のヴィーナスフォートにある『麻辣麺荘』の担々麺。

吉祥寺の『元祖寿司駅前店』で寿司を食べました。
 
 3月17日(金) 蒙古タンメン中本@吉祥寺 辰三@三鷹 新井家@三鷹 博多らーめんおやじ@三鷹
言葉の語源というのは意外なところに隠れています。

例えば、夏目漱石がタイムマシーンを使っていたという話はご存じでしょうか。
ある日、夏目漱石は一人でタイムマシーンに乗って過去に遡り、鳥羽天皇と後鳥羽天皇を捕まえてきたことがあります。

夏目漱
人で羽の名が付く天皇を人捕まえた。これが「一石二鳥」の語源です。


『蒙古タンメン中本』で北極ラーメンを辛さ3倍にしてもらいました。
辛さ3倍といっても言葉のあやみたいなもんで、実際に3倍辛いかっていうとそんなことはない。というか、北極ラーメンは北極ラーメンの時点でわりと辛さは飽和してると思います。

三鷹のディープで猛烈に旨い店『辰三』。
 
ホタルイカの酢みそあえ 煮物
80歳超えで江戸っ子の大将が毎日自分の足で築地から食材を仕入れてやってる店。
大将の江戸っ子っぷりは異常で、いつも江戸の話をしています。なので、いま完全に江戸漬けになってる僕からすると最近得た知識がリアルに出てくるのでおもしろくてしょうがない。

脂が乗った戻りガツオと違って、初ガツオは脂がないからマグロのように真っ赤。
 
初ガツオ 穴子天ぷら
この店で江戸っ子の夢である初ガツオを食べるってのは最高にうれしいというか、何かもう、出来過ぎてる。必然的に、大将が「江戸じゃね、初ガツオってのは女房を質に入れてでも食いな、って言ったんだよ!」っていう話を楽しそうにやりはじめる。ただ、僕が感心したのは、それを聞いたマユモーが「初ガツオは女房7人分の価値がある」っていう解釈をした点でした。「質」と「7」を勘違いする才能がすごい。

大将の矢継ぎ早なおしゃべりを、マユモーがことごとく調子よく返して、小気味良い卓球のラリーみたいな感じで大将をおだてまくるもんだから、マユモーが大将にめちゃくちゃ気に入られて大変なことになってる。
 
エビフライ 穴子巻き
僕とヒョッコリ君に対しては、「君ら男二人は帰っても良いけどマユモーは帰っちゃダメだよ(笑)」みたいなことを大将が言って、女将さんが「ダメじゃないの、そんなことばかり言って(笑)」ってつっ込むパターンの会話が完璧に定着してますからね。写真の穴子巻きも、「これはマユモーのために出してるのであって、君ら男2人分のはオマケだよ(笑)」みたいなことを言いますからね。

とにかく、このレベルの店になってくると恐れ多すぎてどうしようもない。出てくる食べ物全てがめちゃくちゃ旨い上に、80歳を過ぎてこんだけ元気に、誰よりも楽しそうに現役で仕事をする人が存在する、っていう現実に震撼せざるを得ません。あの年にして、自分の足で毎日築地で仕入れ、っていう妥協のなさはいったい何なのか。

『新井家』で軽く飲みます。
この店も繁華街っていう感じの立地でも何でもないのに夜中の12時とかなのにすごい人が入ってる。

ひとりで『博多らーめん おやじ』で〆ました。
 3月16日(木) うけもち@水道橋 じんちゃん@本郷三丁目 兵六@神保町 エチオピア@御茶ノ水
もはや、この江戸漬けはしばらく収まるわけがないのですが水道橋に行きました。

江戸といえば、あの時代ですでに上水が通って100万人の生活用水になっており、江戸市中の地下には木製のパイプが張り巡らされ上水が行き渡っておりました。同時期のロンドンやパリの人口が50万人だから、こいつは規模としてはすごいことなんだよ、っていうのがたいていの江戸解説本に誇らしげに書いてある。

江戸は海に近いから地面を掘ったところで海水しか出ないので生活のために上水を引く必要があった。なので、家康が、まさに僕が住んでる吉祥寺の井の頭公園をトップの水源として水を江戸の市中まで引っ張らせたのですが、これが神田浄水という江戸の中でも最強の上水です。

で、この水道橋あたりで、その神田上水が、こんな感じで神田川の上を木樋で通ってたんですよね。
まさにこの「水道の橋」である木樋こそが「水道橋」の地名の由来。神田川沿いにあるその掛樋跡を見てテンション激上がりですよ。これはすごい。
伊達に「水道橋」っていう地名じゃないですよね。どうですか?こういう地名の由来とかめちゃくちゃおもしろくないですか?普通の感覚であれば、おもしろすぎて自殺するレベルだと思いますが、それは我慢しなくちゃいけませんね。


その水道橋で最も勢いのある立ち飲み屋『うけもち』。
 
他の店がわりと閑散としてるのに、ここはかなり客が入ってます。常設メニューは「ふぐの卵巣粕漬け」「イカの肝味噌漬け」「酒盗」「ほやの塩辛」「からすみ」など、日本酒向けの珍味が猛烈に充実しつつ全品300円。ここまでストイックにこの系統のつまみを揃えるのもなかなかないと思います。日本酒党の天国じゃないですか。手書きの黒板メニューは、その日の築地に入った食材によって変わるというシステム。

2軒目は本郷三丁目の『じんちゃん』。2年くらい前に東大付近にオープンしたカウンター10席のもつ焼きや。人気店なので入店まで40分並びました。出てきたコブクロ刺しの張りや色艶がヤバい。
 
こんなコブクロは初めて見ました。焼きもかなり美味しいです。40分並ぶ価値は普通にある。

3軒目は神保町のド派手な本屋街の裏にひっそりと佇む小さな老舗『兵六』。古典酒場の重厚なオーラが凄まじく、濃いです。
 
店主自体は若い3代目になってて優しいのですが、店そのものが根底に持ってる重みがハンパない。壁に古い白黒の写真があったので、「あの写真に写っているのは先代さんですか?」って訊いたら「ロジンです」って言う。「え?阿Q正伝の?」って言ったら「そうです」だって。店を始めた先代と魯迅に交流があったらしいです。

4軒目は御茶ノ水の『エチオピア』の辛さ70倍カレー。これがこの店の上限の辛さです。
『エチオピア』は辛くなくても本当に大好きなカレーだけど、ここまで辛くしてもこれはこれで非常に旨いです。北極ラーメンもそうだけど、本当に旨いものはガンガン辛くしても旨いですね。本当に旨くないものって辛くするとただ単に辛くなるだけなんで。

このページのトップへ